口座振替ができる格安SIM

口座振替ができる格安SIM

大手携帯電話会社と比較して、安いランニングコストでスマートフォンの運用ができる格安SIMは、節約意識の高い人に人気がある一方で、原則支払い方法はクレジットカードのみとなっています。

クレジットカードは審査が必要ですし、未成年者は契約ため、できればデビットカードや口座振替で支払いたいという人は多いでしょうが、実は2020年時点で主要な格安SIMではデビットカードや口座振替などで支払いができます。その詳細は解説していきます。





口座振替にする前に知っておきたい注意点

格安SIMを口座振替での支払い場合の注意点として、理解しておきたいのがクレジットカードやデビットカードなどのカードでの決済と比較してやや余分に料金がかかってしまうことが挙げられます。クレジットカードやデビットカードでの決済の場合、基本的に手数料が請求されることはないのですが、口座振替で支払う場合には基本使用料やオプション料金などとは別に数百円程度の引き落とし手数料が徴収されます。手数料は格安SIMによって異なり、例えばBIGLOBEモバイルであれば月額200円となっています。

またすぐに口座からの引き落としが開始されるわけではなく、最初の数カ月はコンビニ払いとなります。自宅に振込用紙が届くので、それをコンビニの窓口で支払うこととなります。コンビニ払いが滞ると契約解除となってしまう恐れもあるので、くれぐれもコンビニ払いは期限を過ぎないようにしましょう。



口座振替ができるMVNO

2020年の時点では、auのサブブランドであるUQモバイルやBIGLOBEモバイル、ドコモ回線が安定して利用できるOCNモバイルONE、MVNOではありませんが、格安SIMと同等の料金で利用できるワイモバイルや楽天モバイルなどが口座振替できる代表的な格安SIMです。

なお、OCNモバイルONEや楽天モバイルは口座振替できるだけでなく、デビットカードでの支払いにも対応しています。デビットカードは発行の際に審査不要ですし、銀行口座があれば未成年者でも発行できるので、口座振替の手数料を節約したい場合などにおすすめです。

また口座振替できるわけではなりませんが、NifMoではデビットカードでの支払いが可能となっています。

口座振替可能格安SIM一覧

  • 楽天モバイル
  • Y!mobile(ワイモバイル)
  • UQモバイル
  • LINEモバイル
  • mineo(マイネオ)
  • OCNモバイルONE
  • BIGLOBEモバイル
  • インターリンクLTE SIM
  • @モバイルくん
  • エックスモバイル


未成年でも可能?

2020年時点で口座振替での支払いに対応している格安SIMでは、未成年者であっても18歳以上であればクレジットカードが作れる年齢であるため、多くが契約可能となっています。

なお、未成年者が口座振替での支払いで格安SIMを契約する場合親権者の同意書が必要となるケースがありますし、過去にお金の借り入れ歴や携帯電話料金の延滞歴などがある場合には、格安SIMの契約審査で不利になってしまうことがある点に注意が必要です。

口座振替での契約はクレジットカードでの申し込みと比較してやや審査が厳し目に行われますし、未成年者が単独で申し込みをする場合にはより厳しくなることが考えられます。親にクレジットカードの家族カードなどを作ってもらうことで審査通過率を上げることができます。



スマホの分割払い分も口座振替にできる?

BIGLOBEモバイルやUQモバイル、ワイモバイルなどではスマートフォンをセットで分割支払いで購入することが可能となっています。端末を分割支払いで購入した場合、毎月の基本使用料に端末代が上乗せとなるので、毎月の基本使用料を安くしたい場合には分割ではなく一括購入がおすすめです。

なおドコモ回線が高速で利用できるOCNモバイルONEでは、新規契約者やMNP契約者に対して一括料金でお得にスマートフォンが購入できるキャンペーンなどを度々実施しています。

ドコモ回線の利用を考えている場合や、セットで一括でSIMフリースマートフォンをお得に購入したい場合にはOCNモバイルONEを選ぶとお得に格安SIMデビューができます。

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