SIMフリー端末と通信費
スマートフォンの特長は数多く存在します。大きな画面をタッチして、直観的に操作することが出来ることが前提で、好きなアプリを自分の好みに合わせてスマホに入れることが出来き、ゲームを楽しむことが出来ます。さらに、オフィスソフトを入れて仕事をすることも可能です。ツイッターやFacebookで情報発ししたり、LINEでコミュニケーションするのもスムーズです。
もくじ
ガラケーとスマホについて
調査会社のMM総研が14年の年始に発表した通信費の平均が、ガラケーの場合であれば、3,746円、スマートフォンの場合は、6,826円でした。
「スマートフォンを使用してみたいが、月額3,000円が増えてしまうのは、ちょっと…。」といったユーザーも少なくないでしょう。
同様に、「次はフィーチャーフォンを購入したいと考える理由」として最も多いのが、「スマートフォンは月額利用料が高い」という回答が48.3%というスマホに踏み切れない理由で約半数の人が、月額料金、つまり通信費がボトルネックとなっているようです。
Googleのスマートフォンの利用に関する調査結果によると、日本のスマートフォン普及率は25%でした。日本では、まだまだ、ガラケーのユーザー方が多いのですが、通信費の問題さえクリアされれば、スマートフォンを使用してみたいと考えているユーザーは、潜在的に数多くいると考えられます。
通信費の問題を楽々と乗り越える方法
MVNOのサービスに関しては後程、説明しますが、まずは、どれだけ安くなるかを考えてみましょう。
一般的なMVNOの通信費は月額1,000円前後、通信速度が遅くても問題ないと言う人であれば、月額500円を切るサービスもあります。更に、ガラケーを通話サービスだけに変更して、メールやインターネットなどの利用はMVNOと契約したスマートフォンで行うことにして、携帯端末を要は2台持ちにすることで、月間の基本料は2,000円前後にまで、抑えることが可能です。
NTTドコモ、ソフトバンク、auと、MVNOの違い
MVNOが3大キャリアと大きく異なる点としては、自前の通信ネットワークを持っていないという事です。他社の通信事業者の通信ネットワークをレンタルして、通信事業者のサービスを行っています。
事例ですが、MVNOの日本通信という企業は、NTTドコモの通信ネットワークをレンタルすることで、サービスを提供しています。
MVNOの事業者は、通信ネットワーク設備を負担することなく、サービスを提供することが出来ます。
ですが、通信ネットワークを提供している事業者としては、MVNO事業者の販売、営業体制を利用して、多くのユーザーに回線を提供できるといったメリットがあり、このサービス実は、通信事業者、MVNO双方にとってメリットのあるサービスになっていると言えます。
また、MVNOでは、サービス内容をデータ通信のみといったシンプルな内容であったり、通信速度を制限するなど、大手3大キャリアが設定する通信サービスより、少々、厳しい内容を条件に設定しています。これによって、回線に負担をかけることなく、多くのユーザーが利用できるようになっています。この事が、通信費を安くすることが出来る理由と言えます。
MVNOでは通話は?
また、通話が可能なプランの場合にも、現在使用している携帯電話の番号が引き継げる「MNP(ナンバーポータビリティ)」に対応しているかどうかを確認する必要があります。MNP対応が無い場合では、電話番号の変更が必要になるという事です。
逆にデータ通信のみのプランを選択した場合、インターネットを介して通話することが出来るので、こういったサービスを検討するのもありです。
例えば、LINEのようなユーザー同士なら、データ通信の回線を利用して、通話する方法があります。ですが、この方法の問題点としては、通信時に使用するデータ量が大きくなるので、MVNOのサービスでは、データ通信の容量が制限されてしまいます。データ通信が一定の容量を超えると、通信速度が極端に遅くなってしまい、通話の品質も下がってしまう場合があるので、注意が必要です。
もし、データ通信を利用して通話を検討するのであれば、Wi-Fiの環境下での使用をお勧めします。自宅や職場などのWi-Fiが利用できる場所で極力使用されることを推奨します。
SIMフリーのスマートフォンは自分で入手
3大キャリアで利用する時は、家電量販店やキャリアショップに行けば、端末の購入とキャリアとの契約を一度に済ませることが可能です。ですが、MVNOの場合には、自分でスマートフォン端末を用意する必要があるのです。
ここで利用可能なスマートフォンの事をいわゆる「SIMフリー」と呼ばれる携帯端末です。SIMフリーの端末であれば、格安SIMと呼ばれるMVNOから提供されるSIMカードを挿入して利用し始めることが可能です。
現在、大部分のMVNOはNTTドコモの回線を使用しており、その影響でNTTドコモで販売されている携帯端末であれば、MVNOのSIMカードを差すだけで、使い始められる場合があります。また、NTTドコモでは、端末によっては、ショップに持ち込むだけで、SIMロックを解除してもらう事が可能な場合があります。現在、有料で3000円で可能です。
こういった対応端末の情報は、MVNO各社のサイトで確認することが可能です。SIMフリーの端末を選ぶ際には、参考にしてみて下さい。
使ってみたい端末が決まったら、入手方法を確認してみましょう。ネットショップでは、新品、中古を販売しております。友人から譲ってもらったり、中古販売店で購入する様な方法もあるでしょう。
イオンショップやビッグカメラなど身近になった格安SIM
大手スーパーマーケットのイオンは、日本通信のSIMカードを独自ブランドで提供押しています。また、人気スマートフォンNexusとセットで販売されている月額サービスも開始しています。
また、大手家電量販店のビッグカメラなども、独自に格安通信サービスを提供しています。現在、大手量販店に足を運べば、MVNO各社が提供しているSIMカードを選択することが出来、分からないことがあれば、その場で色々、確認することが可能です。対応端末の質問だって答えてくれます。
そのほかには、大手プロバイダの So-net や、 ビッグローブ 、 OCN など、いずれも、どこかで聞いたことのあるような企業名が出てきて、数多くの事業者がMVNOを始めています。ユーザーには選ぶ為の選択肢が増えてきているのが現状です。
また、これまで、ほとんどのサービスがドコモの回線を使用していましたが、auの回線を使用している マイネオ などもあり、また、ソフトバンクも参入予定になっており、どんどん、格安SIMが身近なサービスになってきていると言えます。
中には、購入や契約に関してチャット対応してくれるような自宅に居ながら質問できるサービスを提供しているMVNOも出てきているので、通信費を抑えたいと考えている人、スマホを利用してみたいという人には是非、このタイミングで検討してみてはいかがでしょうか?
条件で比較
はじめての格安SIM
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