Android携帯の格安SIMを設定方法(参考事例、Nexus 5、Xperia)
Androidのスマホ端末やタブレット端末で格安SIMを楽しむのはiPhoneなどのアップル社から提供されいているiOSの端末に比べると非常に簡単です。Androidでは、格安SIMの設定は端末のみで設定ができるのが特徴です。
◆Androidは端末だけで設定可能
Android端末はiPhone端末と比較すると、格安SIMを使える状態にするまでの設定のフローが少なく、初心者でも無理なく簡単に導入が出来るところがポイントです。iPhoneでは、APN設定を行うためには、パソコンを使用するか、アプリを使用して設定を行う必要がありますが、Androidであれば、設定画面からAPNを入力するだけで設定が完了します。
ちなみに、このAPNとは、ネット接続する際の設定事項の一つで、自宅でインターネットを楽しむ際に、プロバイダ契約して、ネットに接続する際に事業者の回線を使用する為の設定をしたことがあると思いますが、それの携帯端末版と考えていただくとイメージしやすいかもしれないですね。
★生活防水対応のスマホは開閉する時、気を付けよう!
SIMフリーに対応したAndroid端末や、中古のAndroid端末などに、SIMカードを挿入して設定を行うのですが、Android端末には、生活防水に対応した仕様のスマートフォンが多数存在します。防水仕様の場合、SIMカードスロットのふたをしっかり閉じておかないと大変なことになりますので、注意しましょう。ふたの開閉を行う際に、そのフタの裏側にホコリやゴミなどが付着させないようにしましょう。ゴミなどがついていると、その部分から水が伝わり、漏水する可能性があります。
★SIMを決める前に、端末本体のSIMスロットのサイズを確認しましょう。
Androidは、端末によって利用できるSIMのサイズが異なります。nanoSIMと、アダプターを利用することで丁度のサイズに変更できますが、他の端末でもSIMを使用する予定が無ければ、できるだけ、端末サイズに適合している同じサイズのSIMカードを利用しましょう。SIMカードとアダプターの間に段差ができると、スマホ端末本体側の金属端子が破損することもあります。端子が折れ曲がってしまうと、通信ができなくなるばかりか、修理をしなければならない自体にもなりかねません。
また、SIMアダプターにカードをセットしないで、空差しするようなことは絶対にしないでください。空差ししてしまうと、アダプターを端末から取り外す際に、端末内の金属端子が引っかかってしまうと、これも破損の可能性があります。
★ドコモやau端末ではテザリングが出来ない場合があります。
スマートフォンを利用している理由の中に、特にビジネスマンの人に多いと思いますが、テザリング機能を目当てにスマートフォンを使用している人も少なくないでしょう。
これは、Wi-Fiなど、自宅や学校、会社などのインターネットの環境が無い場所でも、パソコンでインターネットが楽しめるといったメリットを提供してくれるスマートフォンの機能の一つで、スマートフォンが通信電波のハブになり、付近にあるパソコンなどの通信を受け取ることができる。
ドコモやauの端末を利用している場合は、テザリング時に専用のAPNに接続する必要がある機種があります。テザリング用のAPNは変更することが出来ません。事業者のSIMロック解除サービスを利用しても、この仕様は変わらないので、スマホ端末でのインターネット接続は可能であっても、パソコンなどから、Android端末を経由したテザリングは出来ない仕組みになっています。事業者に依存しないSIMフリーの場合は、端末がインターネットにつなげればテザリングも可能です。
◆Nexus 5をSIMトレイにセットする
Android端末の中で大人気のGoogleが提供するNexus5というハイスペックスマホのSIMのセット方法について解説します。SIMトレイの取り出し方法から、SIMカードをセットするまでを分かりやすく補足します。
Nexus5のように端末側面にSIMカードをセットするタイプのスマホ端末では、SIMカードを専用トレイにセットします。その専用トレイの取出しに必要なのが取り出しピンです。取り出しピンを穴に挿入するとトレイが出てきますので、SIMカードをはめ込みます。その後、スマートフォンにセットすれば完了です。
1、取り出しピンの用意
端末を入れていたパッケージの中に型紙に挟まれて入っている「取り出しピン」と言うものが入っているので、型紙から取り出してください。
2、スマホの電源を切る
誤作動など、スマホが壊れる恐れがあるので、SIMカードのスロットを出す前は、電源ボタンを長押しして、必ず、スマートフォンの電源をオフにしてください。
3、専用トレイを取り出す
取り出しピンをスマートフォンの右側面にある、小さなくぼみになっている部分に差し込んでください。すると、専用のトレイが少し飛び出してきます。トレイが飛び出してくるまで差し込んでください。
4、SIMカードをセットする
専用のトレイが出てきたら、指でつまんでトレイを取り出して下さい。
トレイと取り出したら、購入した格安SIMのSIMカードをセットしてください。はめ込めたら、そのまま、SIMカードの入ったトレイを元の通りに、スマートフォンにセットして、中に押し込んでください。
5、電源を入れる
しっかり、SIMカードの入っているスロットをスマートフォンにセットできたことを確認したら、電源ボタンを長押しして、電源を入れてみてください。
画面に、エラーが表示されていなければ、セット完了です。
◆XperiaにSIMカードを挿入
Android端末の中で、Nexusと人気を分けているXperiaのSIMカードのセット方法をご案内します。Nexusと異なり、ピンを使用して差し込まないで作業が完了するので、ピンを紛失して、代用品を探すなどの問題が無いので、少し手軽ですね。
Xperiaの場合は、昔のフィーチャーフォンのように、裏蓋を外してセットするタイプなので、非常にわかりやすいです。電池パックの付近にあるSIMをセットする場所に設置して完了です。
1、スマートフォンの電源を切る
これは、どのスマートフォンでもiPhoneでも、Nexusでも同様ですが、SIMカードを出し入れする際は、まず最初に絶対電源を切ります。そのまま作業をしてしまうと、誤作動や、エラー等を諸問題が発生する可能性があるので、絶対に必ず、最初に電源ボタンを長押しして、「電源を切る」をタップして、電源を落としましょう。
2、端末の裏蓋を外す
スマートフォンの裏側の下の位置にある裏蓋を外しましょう。フタと端末の間にある隙間に軽く爪を引っかけて開くとフタが外れます。
3、電池パックを取り出す。
裏蓋を取ると、中に電池パックがあるので、電池パックを取り出してください。液晶の表面を上にして、軽く手で「ポン」と、たたくと、簡単に取り外せます。
4、SIMトレイを引き出す
スマートフォンの裏面の向かって電池パックの左上に、SIMカードを挿入するSIMトレイがあるので、SIMトレイを指で軽く摘まみ、手前に引きだしてください。
5、SIMカードをスマホにセット
トレイに購入した格安SIMのSIMカードをセットして、スマートフォンのトレイのあった位置に合せて、SIMカードを元の通りセットします。
6、元通りにして電源を入れる
SIMトレイを元の位置に戻したら、取り外した電池パックを元通りにスマートフォンに戻して、裏蓋でフタをしてください。セットができたら、電源ボタンを長押しして、電源を入れてください。電源を入れたら、ディスプレイに、「SIMカードの挿入エラー」などが出てこなければ、SIMカードのセット完了です。
ここまでが、Android端末に格安SIM販売業者から購入したSIMカードをセットする方法です。iPhoneなどとここまでは、さほど変わりません。Androidは防水設定されている端末などもあるので、フタが外れないように、しっかりSIMカードが挿入できているを確認してください。
また、冒頭部分でも触れましたが、SIMカードのサイズが合わなくて、アダプターを使用する際は、アダプターにしっかりSIMカードが入っているかを、トレイに入れる前に入念に確認してください。電源を入れている最中に、万が一ずれてしまったなどと言ったトラブルが発生すると、端末自体をダメにしてしまう事もあります。
ですので、SIMカードを購入する前に、使用するスマホ端末のSIMカードの種類をしっかり把握して、適合しているサイズのSIMを購入するようにしておくと良いでしょう。購入後に無料で交換してくれるMVNOもいますが、ほとんどのケースが解約手数料や、改めて、契約し直すといった費用負担や手間が発生しますので、その点も考慮の上、SIMカードを選択してください。
次の項では、Android端末で格安SIMを設定する、つまり、インターネット回線を利用できるようにする設定の部分を説明していきます。ここはiPhoneなどのiOSの端末と異なり非常に簡単です。また、各社のよくあるAPNの設定なども記載しているので、本章をご覧になりながら設定されている方は、そのまま次の章をご覧くださいませ。
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