格安SIMでパケット通信量を抑える方法
格安SIMは通信量を安く抑える為に、今まで契約していたキャリアの携帯電話ではなく、SIMフリーのスマートフォンと、格安SIMを販売しているMVNOからSIMを購入して、通信料金を圧倒的に安く抑えますが、特に、通信量ごとに、値段設定がされているので、極力通信量の低いコースを契約してしまいます。
契約している通信量を超えてしまうと使えなくなるという事はありませんが、一気に低速通信になってしまい、ストレスを感じることもあるでしょう。
実は、スマートフォンは、OSや裏で動いているアプリが勝手に通信していることがあり、設定を変更するだけで、簡単に通信容量を低く抑えることが出来たりすることを、ご存知でしょうか?
ここでは、そういった通信量を抑えるコツを中心に説明していきます。
◆パケット通信を安くするための3つのコツ
格安SIMでの最大の魅力と言えば、通信量が安いという点です。その安さを快適な状態で運用し続ける為には、いくつかの設定を知っておくとお得になります。ドコモ、au、ソフトバンクなどの3大キャリアの定額料金では、意識することは普段ないであろう、モバイルデータ通信の節約に目を向けないと、通信料を減らすことは可能でも、快適に利用することは難しいと言えます。
まずは、パケット通信をしない方法を知っておきましょう。
通話や、ウェブサイトの閲覧、ゲームのダウンロードや使用、アプリからの通知や通信など、様々なことが出来るスマートフォンでは、スグに最新情報を受信できるように、スリープ時やアプリのバックグラウンドでモバイルデータの通信を行っていることはご存知でしょうか?それぞれだけで考えると、数キロバイト程度の通信しか行っておりませんが、それが複数同時に通信していたり、更に1か月の合計で通信量を考えるので、そんな微小な通信が、1か月分になれば、相当な通信量になると言え、気づけば、格安SIMで契約している通信量をあっという間に、容量制限の上限を超えてしまうということも、十分に考えられます。そういった事にならないように、自分で本当の意味で必要な通信以外行わないようにするには、なるべく必要のない通信をしないような設定にしておくことが肝要です。その為にパケットの通信量を抑える豊富方法を3つにまとめました。以下、ご参照下さい。
◆通信量を抑えるコツ①、モバイルデータ通信の設定
スマーフォンのOSの詳細設定からモバイルデータ通信のONやOFFの設定ができるので、どうしても通信が必要な時以外は大元から通信機能をオフにして、意図しないパケット通信の発生を防ぐことが可能です。加えて、パケット転送量の積算機能を確認して、現時点でどの位のパケット通信が実行されてるのかを把握することも必要でしょう。iOS、Android問わず共通しているので、気を付けておくとかなり通信に必要な料金を抑えることが可能でしょう。
◆通信量を抑えるコツ②、受信するデータを制限しましょう
・添付画像を受信しない設定
・アプリの自動同期機能をOFF
・アプリのアップデート機能のOFF
メールに添付されているデータ量の大きな画像や資料ファイルを受信してしまうと、パケット通信量に大きく影響します。突破してしまうと、追加で通信量を費用として料金を支払う必要が出てきます。または、料金の追加の仕組みがMVMOに無ければ、突破したタイミングで超低速通信に落ち込んでしまいます。
パソコンのメールをスマートフォンで受信している場合、メール受信の確認はスマートフォンで行うようにして、実際のデータを受信して開くといった作業はパソコンで行うようにするといった使い分けを徹底することが、通信量を抑える、ひいては、費用や料金を抑えることにつながります。
スマートフォンのメールの設定で、データ受信を拒否することが出来るので、その方法を確認しておきましょう。また、インストールされているアプリがアプデートを行う際、ユーザーに伝えることなく、認知することなく、自動で勝手に、アップデートされていることがあります。自動でアップデートや同期するような設定も解除しておく必要があります。
この機能はOFFにしておいても、実際の使用に問題があるのではないか?といった疑問があると思いますが、使用する際にアップデートが必要な場合は、アプリを立ち上げた際にアラートが出るので、そのタイミングでアップデートする、または、Wi-Fiが使える環境で、Wi-Fiの通信を利用してインストールする方法や、パソコンに一旦、インストールして、それを、スマートフォンに繋いで、同期する方法などがあるので、自動で同期を許可しておく必然性がありません。
色々なアプリをインストールしている人には、かなり効果的な通信量の節約方法と言えます。
◆通信量を抑えるコツ③、アプリの通信量を抑える設定をしましょう。
データ圧縮技術があるウェブブラウザを使用しましょう。
Android4.2以降で標準インストールされているウェブブラウザの「Chrome」には、表示画面の小ささや、スマートフォンに適した表示をさせる為に、データを圧縮してページを表示する機能がある事はご存知でしょうか?
スマートフォンの画面の大きさは、パソコンのディスプレイに比べると当たり前ですが、小さいです。小さいスマートフォンの画面で、パソコンと同等の大きさの画像で画像ファイルを見る必要はないですよね?画面も小さければ、画像のファイルもその大きさに合せて小さくなれば、通信量も大幅に抑えることが可能です。
これができるブラウザがGoogleの「Chrome」です。
デフォルトでウェブブラウザ設定されている「Safari」と比較すると、通信量をおさえることが可能です。ツイッターやFacebook、食べログ、クックパッドなどの人気のSNSアプリなども、ウェブサイトを持つサービスであれば、極力アプリを使用しないで、「Chrome」を使用することで、画像ファイルを抑えながら閲覧することが出来きますし、更に、SNSアプリは自動でバックグラウンドで新着情報をチェックすると言った、ユーザーに無断で勝手に通信量を使用する行為を防ぐことが出来ます。
こういったサービスはアプリではなく、「Chrome」のように、ディスプレイの大きさに合わせて画像の大きさを抑えてくれるブラウザを使用することで、パケット通信量を大幅に、節約することが可能と言えます。
◆データ通信を節約する方法はたくさんあります。
最近、市販されているスマートフォンやタブレットなどの携帯端末に内蔵されているiOSやAndroidなどのOSには、パケット通信をユーザーの知らないところで、勝手に通信しないような設定ができるようになっています。ちなみに、この勝手通信については、よく「バックグラウンド」という言い方をしています。このバックグラウンドでの通信の制限が、最近のOSではできるような設定が盛り込まれているので、格安SIM用に購入したスマートフォンやタブレットなどの携帯端末の設定はしっかり把握、理解しておくことが重要です。
確かに、自動通信によるアプリやOSなどの自動アップデートは、ユーザーにとっては魅力的なサービスですが、これは、あくまでドコモやau、ソフトバンクなどのスマートフォンやタブレットのパケット定額制の場合に限られると言えます。
大多数のMVNOが提供している格安SIMの商品メニューには、通信使い放題の設定がるMVNOは数少なく、大多数が、LTEなどの高速通信の通信量に合せて、料金設定がされています。
通信料金を安くするのであれば、使い放題プランよりも、高速通信量を抑えたプランにすればするほど、安くできるので、このバックグラウンド機能は、格安SIMにとっては敵ともいえる存在です。 必要なアップデートなどの用途は、自宅や会社などのWi-Fi環境で行うか、MVNOが提携しているWi-Fiスポットなどを活用することで、通信量を無料にすることができますので、いかに通信量をユーザーサイドでコントロールするかが、安い料金や費用で快適に格安SIMを利用できる攻略法と言えます。
余計な通信は極力抑える努力をしていきましょう。以下にまとめておきます。
★普段はモバイルデータ通信を制限する
スマートフォン自体のデータ通信を行わないようにする。仕事中や学校の授業中などは、データ通信をOFFにするか、機内モードなどに設定を変更する
★不要な同期、自動アップデートを切ろう
バックグラウンドで、自動でアプリのアップデートや、同期が行われるような自動通信をOFFにしておきましょう。勝手にパケット通信がなされない設定にすることができます。
★パケット通信しすぎた場合はアラート
データ通信量上限が限られている格安SIMで速度制限を受け無いように、Androidであれば、設定をすれば、パケット通信料が設定した量に到達するとアラートを出すことが可能です。
★SNSの使用はブラウザで
SNSは、ブラウザで見れる場合は、アプリを使用しないで、画像を圧縮してみることが出来るChromeなどを使用しましょう。
★ウェブサイトの閲覧はChrome
画像をディスプレイのサイズに合わせて、自動圧縮してくれるChromeを使用しましょう。
★メールはパソコンで
受信の確認はスマホでも良いですが、添付ファイルの確認などは、通信量に負荷を書けるので、パソコンを使用するようにしましょう。
条件で比較
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