Wonderlink(ワンダーリンク)
大手家電メーカーパナソニックが提供する格安SIM(MVNO)サービス「Wonderlink(ワンダーリンク)」のサービスの特長は、 低速通信が他社比較3倍程度の速度で利用できるので、ヘビーユーザーにも高い人気です。パナソニックブランドのパソコン「レッツノート」や、デジタルカメラ、ルミックスシリーズの「LUMIX CM10」などのSIMフリー端末向けのサービスや、一般的な格安SIMのプランが揃っています。また、安定した高速通信も魅力になっています。
他社との違い
1、安定的な高速通信
「ドコモのエリアに対応している」というMVNOサービスは非常に多く、ユーザーは一見、「ドコモのエリア対応」と言われると、「繋がりやすい」というイメージを持ちます。これは、各MVNO同じ意味での「イメージ戦略」と言えます。ただし、「ドコモのエリア」というのは、繋がる範囲の事であって、「安定的に高速通信が利用できる」という意味ではありません。
実際に、MVNOによっては、かなり高速通信が不安定で、時間によったり、場所によったり、高速通信を利用した際のストレスを感じることがあります。
高速通信が安定かどうかというのは、MVNOの公式サイトを見に行っても、何かの数字で公開されている情報ではないので、正直、見極めることが出来ません。
高速通信を利用しているユーザー数と、MVNOが提供しているドコモの通信網の量によって左右され、ユーザー数が、通信網の量を超えれば、もちろん、通じにくくなります。通信網の量が多ければ、ユーザーは安定的な高速通信を利用することが出来るという訳です。
「Wonderlink(ワンダーリンク)」の高速通信はどうかと言えば、自社商品のSIMフリーに対応したレッツノートやルミックスといった商品向けのプランがあるように、特にレッツノートというビジネスユース向けの商品という事と、大手メーカーということか、
実際に利用してみると、かなり安定的に高速通信を利用できています。主に首都圏などでは、かなり安定的な速度になっています。
2,Wonderlink(ワンダーリンク)特有の使い放題プラン
MVNO各社が提供している格安SIMのプラン内容は、月ぎめで高速通信量が定められており、例えば、「月間の高速通信量の上限が5GBで、月額料金が2,500円」といったプランです。5GBを超えると、低速通信になり、翌月1日になると、高速通信が復活すると言った具合です。つまり、極端な言い方になりますが、月初で5GBを使い切ってしまうと、1か月間低速通信になってしまうと言った問題があり、大事な時に高速通信ができなくなってしまうといった問題が発生してしまいますが、Wonderlink(ワンダーリンク)が提供しているプランの中には、「
LTE Fシリーズ」と言ったプラン内容があり、例えば、この「LTE Fシリーズ」の中の「F-使い放題700」といったプランを選択すると、月額1,580円で高速通信1GBといったプラン内容で、高速通信225Mbpsは、1GB利用してしまうと、使えなくなるが、
一般のMVNOでは、低速の200Kbpsといった速度になるが、
Wonderlink(ワンダーリンク)では、低速でも3倍程度の速度の700kbpsといった速度で利用できるのが特徴だ。
低速と言っても、他社の3倍程度の速度が担保されているので、テキストメールのやり取り、LINEやFacebookでもテキストのやり取りが大半、ウェブサイトの閲覧も、ポータルサイトやニュースサイトなど文字が中心のサイトの閲覧が多いといった人には、問題ない通信速度スペックと言える。
【LTE Fシリーズ料金プラン 】
プラン名 | F-使い放題700 | F-7G |
月額費用 | 1,580円 | 2,480円 |
高速通信量 | 1GB/月 | 7GB/月 |
高速通信速度 | 225Mbps | 225Mbps |
低速通信速度 | 700kbps | 700kbps |
※ちなみに、このプランを選択すると通常初期費用の3,000円が無料であること。ドコモなどの大手キャリア特有の「2年縛り」といったような
縛り期間の設定が無い事もポイントかもしれません。
3,その他のプランも色々揃っている
もちろん、月でどれだけ高速通信を利用するかを事前にある程度分かっている人には、一般的な定量制のプランがお勧めです。こちらも「LTE Fシリーズ」同様で、期間の縛りが無いので、気に入らなければ、解約すればよいといった人にもお勧めかも知れないですね。
【LTE Iシリーズのプラン内容】
プラン名 | I-3Gシングル | I-5Gシングル | I-7Gシングル |
月額費用 | 890円 | 1,460円 | 1,870円 |
高速通信量 | 3GB | 5GB | 7GB |
高速通信速度 | 225Mbps | 225Mbps | 225Mbps |
低速通信速度 | 200kbps | 200kbps | 200kbps |
また、パナソニックのノートパソコン「レッツノート」専用のプランも用意されている。
【「レッツノート専用 Wonderlink LTE A(エー)」のプラン内容】
プラン名 | エントリーコース | レギュラーコース | ウィークリーコース |
月額費用 | 889円 | 1,960円 | 1,000円 |
高速通信量 | 3GB/月 | 7GB/月 | 1GB/週 |
高速通信速度 | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
低速通信速度 | 384kbps | 384kbps | 384kbps |
最近リリースされたパナソニックのデジタルカメラのルミックスシリーズにもSIMフリーに対応したデジカメが登場し、LUMIX CM専用のSIMカードのプランも登場した。
【「LUMIX CM専用 Wonderlink LTE L(エル)シリーズ」のプラン内容】
プラン名 | L-3G | L-5G |
月額費用 | 1,480円 | 1,980円 |
高速通信量 | 3GB/月 | 5GB/月 |
高速通信速度 | 150Mbps | 150Mbps |
低速通信速度 | 256kbps | 256kbps |
メリット・デメリット
■メリット
高速通信の速度制限がかかった際の低速通信の速度が他社のプラン内容と比較して3倍程度の速度で利用ができる「LTE Fシリーズ」が人気になっています。どの位の速度になるかと言えば、家庭でネット通信と言えば、現在は光が主流ですが、その前のADSLの速度と考えていただけると分かりやすいかもしれません。また、他社の低速通信はその前のISDN程度と考えると、低速通信のレベルの違いを理解できるかと思います。
低速通信時も一定の速い速度、高速通信とはいかないまでもそれなりの速度であれば十分とったニーズであれば、Wonderlink(ワンダーリンク)の「LTE Fシリーズ」は非常にお勧めです。
また、レッツノートやルミックスのSIMフリー対応の端末を購入された場合は、他社のプラン内容よりも、もちろん、おススメと言えます。
■デメリット
携帯電話で一般の通話回線を利用した電話をしたい人には、
通話プランが用意されていないことが問題ですね。ですので、電話番号を引き継ぐ、ナンバーポータビリティサービス(MNP)の対応も当然していません。
ただし、通話に関しては、LINEやskypeの無料通話を利用するとか、IP電話を利用するという事であれば、問題なく利用できますが、一般通話回線が利用できないのでSMSの利用や留守番電話、転送電話、などももちろんできなくなるので、契約前に確認が必要です。もし、電話番号を維持したいという事であれば、別のMVNOまたは、2台持ちという事で、主要電話をカケホーダイプランにして、持っておいて、通信はワンダーリンクのSIMを利用すると言った方法がお勧めかも知れません。
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プラン名
- 月額料金
- 初期費用
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- 高速通信時
- データ量
- SIM枚数
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