「ZTE BLADE E01」が楽天モバイルから発売開始

「ZTE BLADE E01」が楽天モバイルから発売開始

 ZTEの初心者向けのエントリーモデルの新スマホ「ZTE BLADE E01」が楽天モバイルからリリースされることになった。6月28日から楽天モバイルのセットプランで取扱いが開始される。オンライでも店頭でも取り扱う予定だ。セット価格から通信代を除くと端末価格で12,800円(税別)になるとの事で、ZTEの公式サイトでは、14,800円なので、2,000円安くなる形だ。


「ZTE BLADE E01」が楽天モバイルから登場
カメラ機能も及第点
同時処理も難なくこなせる
バッテリーは1日程度なら大丈夫
意外とセキュリティーがしっかりしている


★カメラ機能も及第点

 そもそも12,800円のスマホと考えると、それほど、機能には期待しない、文字通りのエントリーモデルと言った内容かと思いきや、意外と、それなりのスペックを搭載しています。5インチのディスプレイにベゼル幅も少なく、薄さは7.8mmと見た目にはスッキリしたデザインと言える。
 そんな安いスマホだが、特筆すべきはカメラ機能です。画素数はフロントカメラが800万画素ですが、自撮り用のインカメラは500万画素あり、しっかりと楽しめるスペックを持っており、顔を検出する機能や笑顔を検出する機能もあり、スマイルショットで自動で撮影する機能や、ストロボシューティングという機能があり、動いている被写体をコマ送りのように撮影して、1枚の静止画にしてくれる遊び心のある機能や、画像モードの切り替えもでき、モノクロ、ビンテージ、青い色の写真に下降することができ、更に、写真を自在に切り取れるトリミングや、回転させたり、傾きを調整したり、画質を細く見せるシャープネスや、鮮やかさを鮮明に出すコントラスト、露出変更などを行う事が可能だ。また、撮影した写真に手書きのメモやイラストを描き込むことが可能だ。


★同時処理も難なくこなせる

 スマートフォンを普段利用する際に、音楽をダウンロードしながら、アプリの更新やネット通信をしながら楽しむアプリを利用しながら、SNSを楽しんだりすると、画面が急に重くなったり、コマ送りのような、カクカクした動作になって、最後は自然と操作しているアプリケーションが落ちてしまうと言った経験をされたことはありませんか?
 それは、処理を与えられた順番にこなしていくので、負荷のかかる操作が渋滞して起こる事象と言えます。「ZTE BLADE E01」は、CPUと言う、つまりは処理する頭脳を複数持つことでこれを改善しています。クアッドコアという4つの頭脳で、複数の与えられた処理を自動で最適化して分散処理していきます。つまり同時並行で処理していくという事です。
 最近のハイエンドモデルではオクタコアと呼ばれる8つの頭脳を搭載したモデルも出てきていますが、パソコンならともかく、スマホの操作でそこまでのスペックが必要かは疑問があります。実際、最新のドコモから登場した夏の新機種は8つのコアではなく、6つのコアのヘキサコアが出てくるくらいで、もし、8つのコアをフル活用するような事態がくれば、パソコンとは異なり、ファン(扇風機)を持たないスマホは高熱を発してしまい、とてもではないですが、持っていられなくなります。スマホでできることを考えると「ZTE BLADE E01」のCPUのクアッドコアで十分だと言えます。


★バッテリーは1日程度なら大丈夫

 朝、フル充電して、出かけたら、帰りの電車では、電池残量が気になってスマホを触れないと言った人も少なくないと思いますが、「ZTE BLADE E01」は、バッテリーが大容量とは言えないですが、2200mAhというスペックを持っており、通勤通学の時間や、仕事や学校の休憩時間に利用する程度であれば、問題なく、利用できるスペックに仕上がっているので安心です。


★意外とセキュリティーがしっかりしている

 スマホを紛失したり、どこかに置いておくこともあるでしょう。その際スマホのパスワードロックをしていても、知っている人に解除されてしまったり、そもそも、パスワードを設定していない人もいるかもしれませんが、写真や音声、動画などのデータをロックする機能もあるので、「ZTE BLADE E01」は、プライバシーが気になる人などにもオススメかも知れません。

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