「ターボ機能」等、新サービスが追加されたUQ mobile

「ターボ機能」等、新サービスが追加されたUQ mobile

 数少ないauの回線を利用しているMVNOサービス「 UQ mobile 」で、11月1日から、新しいサービスを提供します。内容的に当たり前なサービスもあれば、注目のサービスもありました。
 これから格安スマホを利用しようと言う方、UQ mobileにしようか迷っていると言った人には、是非、参考にしていただければと思います。
 今回発表になったサービスは、大きく3点あります。それぞれ、補足していきます。


◆「データチャージ」

 MVNOのサービスプランは、基本的に、「月間の高速通信使用量〇〇GBで月額〇〇円」といったような従量制を採用しているMVNOが大部分です。つまり、毎月、高速通信できる通信量が決まっているという事です。
 残念ながら、この通信量を超えてしまった場合は、インターネット回線が使えなくなるという訳ではなく、低速通信になってしまいます。低速通信というとどういったイメージかと言えば、正直、YouTubeのような動画ストリーミングを見たり、アプリのダウンロード、オンラインゲームなどには、不向きです。かなりのストレスを感じます。ガクガクした感じで、最悪、落ちてしまうといった具合です。テキストメール(画像が付いていないメール)や、画像を利用しないSNSのメッセージや、SMSに関しては、問題なく利用できますが、その程度です。
 そこで、UQ mobileが発表したサービスが「データチャージ」で、高速通信量を使い切ってしまった場合でも、200円で100MB、または、500円で500MBの通信量を増加することが出来る。その際の通信速度は、最大500kbpsになります。
 正直、安くは無いです。できれば、契約前に実際にどの位の通信量が毎月必要なのか?現在使用している通信の明細をキャリアショップなどで確認しておくと良いでしょう。
 ちなみに、同様なサービスは、他社MVNOにも全部ではないですが、提供されており、


◆「データ容量くりこし」

 上述の通り、MVNOのサービスプランは、基本的に、「月間の高速通信使用量〇〇GBで月額〇〇円」といったような従量制を採用しています。ですが、例えば、月間の高速通信使用量を5GBのプランで契約していたとします。実際に使用した通信料が3GBだったケースでは、2GBが余りますよね?その余ってしまった2GBを翌月に繰り越すことが出来るのが、このUQ mobileの「データ容量くりこし」です。
 5GBのプランなので、翌月超過分の2GB追加で7GBを翌月利用することが出来ます。
 これも、まだ数は少ないですが、他社MVNOでも実施されている内容ですが、まだまだ、未導入のMVNOが大半なので、ちょっと気になりますね。
 普段、そこまでネットを利用しないとか、自宅にWi-Fiがある人で、あまり外出時にネットを利用しないと言った人は、注目したいサービスと言えます。


◆「ターボ機能」

 これは、導入しているMVNOはまだまだ少なく、格安スマホでは、かなり重宝する機能です。この機能は、高速通信と低速通信をいつでも選べるということです。好きな時に高速通信、必要のないときに低速通信にすることができます。
 通信料が発生している契約している通信量は、高速通信に関して掛ってきます。低速通信であれば、費用は発生しません。
 これは、どれだけ重宝するかイメージが沸か無い方の為に、解説すると、この高速通信は、自分が好むと好まざるとに関わらず、例えば、バックグラウンドで自動的に、利用しているアプリに新しいバージョンが出来て、自動でアップロードした場合や、友達から思い写真データなどがメールや、LINEなどのSNSで受信してしまった場合でも費用が発生してしまいます。
 そこで、例えばですが、通勤通学中は高速通信を選択して、学校の授業中や仕事中は低速通信にしておけば、通信量をムダに使う必要がありません。もっと言えば、自分がアプリのインストールや、動画のダウンロード、映像画像を送信する時だけ高速通信に切り替えて、それ以外は、低速通信にしておけば、かなりのコストカットになります。
 これは、格安スマホを利用する誰にもメリットのある貴重なサービスと言えるでしょう。

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