楽天モバイル、銀座店、名古屋店オープン、上新電機でも

楽天モバイル、銀座店、名古屋店オープン、上新電機でも

 格安SIM大手のMVNO「 楽天モバイル 」の攻勢が続いています。つい先日、楽天モバイルの店舗が大阪にできたばかりだが、今度は、10月22日に、「楽天モバイル名古屋店」が誕生し、更に、10月29日に「楽天モバイル銀座店」のリリースが発表された。
 また、楽天モバイルのSIMカードなどが、全国展開している家電量販店大手の上新電機での取り扱い開始も発表されました。また、「ジョーシン大日イオンモール店」、「ジョーシン浦和美園イオンモール店」、「ジョーシン四條畷イオンモール店」でも取り扱いが始まっていきます。
 各店舗で受けられるサービスであったり、キャンペーンの内容なども紹介します。


◆MVNOも店舗が必要な状態に

 そもそも、MVNOが取り扱っている格安スマホですが、メリットは通信料金が従来の携帯販売を行っている大手通信事業者で契約するよりも安い金額で高速通信ができるという点に集約されています。
 安いという事は、高速通信の質が悪いのではないのだろうか?といった疑問が沸いてくるかもしれないが、通信網自体は、ドコモの回線を使用しています。(一部、auの回線を利用しているmineoのようなMVNOもあります。)
 なぜ、生活者がドコモやauに支払う通信量よりも、安いのか?疑問ですね。答えは簡単で、コストが違います。ドコモやauは、ドコモショップ、auショップといった店舗を日本全国に店舗を構えています。店舗を抱えているという事は、その店舗の賃料はもちろんの事、そこで働いているスタッフさんの人件費も大手通信事業者は負担する必要がありました。しかし、格安スマホを提供しているMVNOは店舗を持たず、インターネット経由でビジネスを展開することで、そういったコストを大幅に削減しています。
 ところが、この楽天モバイル、先日、大阪に店舗を出店したばかりか今度は、名古屋に銀座に進出します。さらに、上新電機やイオンモールでの取り扱いも始まり、オンラインだけではなく、オフライン、つまり、リアルでの展開を積極的に打ち出しています。
 これは、MVNO事業が誰でも簡単にできるという事で、異業種の新規参入が増え、先日はケーブルテレビのJ:COMが進出してくるなど、そういった競合がひしめく状態になり、サービス説明、サポートなどを身近な状態にしていく必要が出てきたということでしょう。
 格安SIMの低価格を維持しつつ、リアルへの進出、生き残りが始まってきたという事でしょうか?


◆楽天モバイル名古屋栄店できる事やお得なキャンペーン

 楽天モバイル名古屋栄店は、元旦以外年中無休で営業します。10時~20時まで、実施しています。店舗で楽天モバイルで申し込みを行うと2016年1月まで、先着で20名限定で、データSIMの月額料金無料になります。
 また、店頭で契約した方から抽選で、「honor6 Plus」と「Xperia™ J1 Compact」のいずれかのスマートフォンをプレゼントするキャンペーンも行う予定です。


◆楽天モバイル銀座店でできる事やお得なキャンペーン

 楽天モバイル銀座店は、銀座ファイブ内にあり、有楽町からほど近い場所にあり、こちらも、名古屋栄店と同様、お正月以外は年中無休で10時から20時まで営業しています。また、こちらも先着20名までですが、2016年2月まで、データSIMの月額料金が無料になるお得なキャンペーンを実施します。


◆銀座店、名古屋栄店、上新電機の店舗やイオンの新店舗でできること

 いずれの店舗でも、SIMカードの販売や、セットになっているスマートフォンなどの通信端末の販売や申込みを受け付けています。また、元の携帯電話の番号を引き継ぐナンバーポータビリティ(MNP)業務も即日受付しています。ナンバーポータビリティを希望される方は、元々利用されていたキャリアのショップにて、ナンバーポータビリティーの予約申込番号を貰ってくる必要があるので、注意です。

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