登録日:2015-09-07 12:00:00
段階定額制の通信し放題サービスの「b-mobile」と「FREETEL SIM」
格安SIMと言えば、通信料を安くする事で人気になっていますが、反面、プラン選びで困る、迷っているという人は多いのではないでしょうか?これから検討する人には、どういう悩みなのか?と思われるかもしれませんが、現在、格安SIMを提供しているMVNO各社のプランの大部分が、月間の通信量に合せてプランが作られています。分かりやすく例を挙げれば、月間3GBで1,200円といったようなプラン設定です。
これでは、あらかじめ毎月に使う通信量を想定しておく必要があります。過去の通信量をキャリアショップや明細で確認するか、それとも、普段使用するアプリや動画などの頻度を計算して、通信量を割出して、MVNOと契約するといった事になります。
もし、プランの通信量を超えてしまっても、通信が一切できなくなるという事はありません。各社が用意しているプランの通信量というのは、3GやLTEでの高速通信でのデータ通信容量になります。低速通信の状態では、メールのやり取りや、LINEなどのSNSでメッセージのやり取りをする分であれば、問題ないですが、動画を見たり、アプリをダウンロードすると言った動作には、ストレスを感じる事でしょう。
そんな中、通信量使い放題サービスを行っているMVNOも出てきました。もちろん、使う量があらかじめ決まっているケースであれば、月額の通信量プランの方が安価ではありますが、毎月のデータ通信量を想定するのがメンドクサイといった場合や、想像がつかないと言った場合は、毎月の料金は通信量は決まっているけど、通信し放題、使い放題のプランを選択するというのも手でしょう。
現在、 b-mobile と so-net にて、使い放題プランが用意されています。
MVNO名 | サービス名 | 月額定額料金 |
b-mobile | 高速定額 | 1,980円 |
so-net | lte sim
+スマホセット |
4,980円 |
※so-netはスマホセットプランにのみ適用(2015年8月現在)
通信量定額制のサービスは、上述の通りで、格安スマホ初心者向けといえる商品設計と言えますが、最近登場したのが、「 b-mobile 」と「 FREETEL SIM 」から発表された「段階定額制の通信し放題サービス」と言えます。
段階定額制とは、例えば、サービス提供側からは、大きくデータ容量を提供する枠を用意するので、他のプランと比べれば、ユーザーからすれば、大きい枠の分、高額になります。そこで、出てきたのがこの段階定額制です。
サービス提供側は、まずは、ある程度大き目の容量を用意しておき、実際のユーザーの使用状況に応じて、枠を大きくしていくプランです。もちろん、枠が大きくなればなるほど、月額のデータ通信料金が高くなるのですが、定額ですので、最大の支払金額が事前に分かっているので、安心ですよね。
月間の通信量 |
b-mobile
「おかわりSIM 5段階定額制」 |
FREETEL SIM
月々「使った分だけ安心プラン」 |
100MGまで | 299円 | |
1GBまで | 500円 | 499円 |
2GBまで | 750円 | |
3GBまで | 1,000円 | 900円 |
4GBまで | 1,250円 | |
5GBまで | 1,500円 | 1,520円 |
8GBまで | 2,140円 | |
10GBまで | 2,470円 |
上述の表を比較していただくと、お分かりのように、データ通信量が元々多い人は、10GBまで、段階を用意しているFREETEL SIMの月々「使った分だけ安心プラン」の方が向いているようですね。5GBまでの場合だけb-mobile 「おかわりSIM 5段階定額制」がお得ですね。ちなみに、それぞれの上限である通信量を超過してしまった場合は、低速通信になってしまう点があるので、注意が必要です。
料金だけで判断してしまうと、比較的、FREETEL SIMに魅力を感じてしまいますが、スマホなどの端末セットプランのスマートフォンの端末の種類が違っていたり、オプション内容が異なってくるので、簡単に比較はできませんが、一般のデータ通信量のMVNOが提供しているプランと、段階定額制のプランの違いなどはご理解いただけたでしょうか?スマホ初心者の方には、こういった段階定額制か、通信料使い放題サービスを利用すれば、通信量をそれほど、気にすることなく、ストレスに感じることなく利用できるでしょう。
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