登録日:2020-11-02 12:00:00
格安SIMにオススメの携帯本体はどれ?おすすめのスマホはどれ?
安い費用でスマートフォンを持つための方法のひとつは、格安SIMを利用することです。出費を抑えるためには毎月の携帯代を節約することも大切ですが、割安価格で購入できるコストパフォーマンスの高い携帯本体を選ぶことも大切です。
格安SIMで使用する携帯本体を比較する際のポイントは、対応バンド数・内部ストレージ容量・カメラ性能(画素数)・画面サイズ、などです。その気になれば高性能のSIMフリースマートフォンが購入できるので、お得にスマホライフを充実させたい方はコストパフォーマンスの高い携帯本体の機種を知っておくと良いでしょう。
iPhone SE (第2世代)
MacやiOSに使い慣れている方であれば、iPhoneSE(第2世代)がおすすめです。2代目のiPhoneSEは2020年5月11日に発売されたもので、iPhoneの中では廉価なモデルに相当します。それでも性能面で見るとかなり優れており、頭脳であるCPUはiPhone11Proと同じA13 Bionicが搭載されています。ただし、カメラ性能は1200万画素と控えめです。
iPhoneSEの画面サイズは4.7インチでコンパクトですが、バッテリーの駆動時間はiPhone8とほぼ同じで長時間にわたり連続使用が可能です。SIMフリー版の携帯本体価格は5万円前後で、ミドルスペックのアンドロイド端末と同じくらいの水準です。
iPhoneSEの対応バンドですが、NTTドコモ・au・ソフトバンクのいずれでも使用可能です。プリペイドSIMを利用すれば米国内を含む世界各地で利用できるので、頻繁に海外旅行に行く方にもおすすめです。ちなみに公式サポートの対象外になってしまいますが、楽天モバイルのRakuten UN-LIMITでも楽天Linkアプリが使用可能です。
iPhone SE (第2世代)の基本スペック
端末名 | iPhone SE |
---|---|
メーカー | Apple |
発売日 | 2020年4月24日 |
大きさ(mm) | 138.4×67.3×7.3 |
従量(g) | 148 |
OS | iOS14.0.1 |
SoC | Apple A13 Bionic |
CPU | 2.66GHz 6コア |
GPU | Apple A13 GPU 4コア |
メインメモリ | 3 GB LPDDR4X RAM |
ストレージ | 64、128、256GB |
メモリーカード | ない |
電池 | 1821mAh |
ディスプレイ | 4.7インチ(1334 x 750) |
ピクセル | 326 ppi Retinaディスプレイ |
背面カメラ | シングル12MPカメラ(広角) |
F1.8(広角) | |
最大5倍のデジタルズーム | |
4K60fpsビデオ撮影(HDR対応) | |
1080p240fpsスローモーションビデオ撮影(HDR非対応) | |
全面カメラ | 7MPカメラ |
F2.2 | |
F2.2 | |
1080p60fpsビデオ撮影 | |
スローモーション撮影非対応 | |
ポートレートモード | |
サウンド | ステレオスピーカー |
接続 | Lightning |
※出所、Apple公式サイト「iPhone SE」から引用抜粋
OPPO Reno A
OPPO Reno AのSIMフリー版の携帯本体価格は3万円前後で販売されていて、廉価版のアンドロイド端末と同じ価格帯です。販売価格は安いですが、値段の割にハイスペックであることから人気を集めている機種のひとつです。搭載しているCPUはSnapdragon710(オクタコア2.2GHz+1.7GHz)で、ゲームも快適にプレイできます。
内部ストレージは64GBですが、楽天モバイル版のみ128GBを選択することが可能です。3万円台という低価格でも防水・防塵・FeliCa対応で、NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのいずれの回線にも対応しています。対応バンド数が多く、多くの格安SIMで問題なく利用できます。
本機はインカメラが2,500万画素と非常に高いので、自撮りをしたい方に向いています。格安SIMでお得にアンドロイド端末を購入したい方は、OPPO Reno Aがおすすめです。
「OPPO Reno A」のスペック
端末名 | OPPO Reno A |
---|---|
メーカー | オッポジャパン |
サイズ(mm) | 158×75.4×7.8 |
色 | ブラック、ブルー |
重量 | 169.5g |
OS | ColorOS 6(Android™ 9ベース) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™710 |
GPU | Adreno 616 |
バッテリー | 3600 mAh |
RAM | 6GB |
ストレージ | 64GB |
ストレージ
(楽天モバイル限定) |
128GB |
最大 | 256GB(Micro SD対応) |
ディスプレイ | 16.2cm (6.4インチ) |
スクリーン素材 | Multi-touch, Capacitive Screen |
解像度 | 2340 x 1080 ピクセル |
カラー | 1600万色 |
画面占有率 | 91% |
アウトカメラ | 1600万画素(f/1.7)+200万画素(f/2.4) |
インカメラ | 2500万画素(f/2.0) |
フラッシュ | LEDフラッシュ |
カメラモード |
|
ビデオ インカメラ | 1080P/720P@30fps |
ビデオ アウトカメラ | Max 4K/1080P/720P@30fps |
GSM | 850/900/1800/1900MHz |
WCDMA | Bands 1/2/4/5/6/8/19 |
LTE FDD | Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 |
LTE TDD | Bands 38/39/40/41(full-band) |
SIMカードタイプ | デュアルナノSIMカード |
GPS | GPS/A-GPS/GLONASS/Beidou/Galileo |
※出所、oppo公式サイト「OPPO Reno A」から引用抜粋
OPPO Reno3 A
OPPO Reno3 Aの携帯本体価格は4万円前後で、ミドルスペックのアンドロイド端末と同じくらいの価格帯です。それでもカメラ性能が高く、アウトカメラは4,800万画素と非常に高く、一般的なミドルスペックのスマホ端末と比べて約4倍です。
メインメモリは6GBで、内部ストレージの容量は128GBもあります。大量の写真や長時間の動画を撮影して保存したり、編集アプリを利用することが可能です。ディスプレイは有機ELを搭載しており、防水機能やFeliCaにも対応しています。
対応バンド数についても、NTTドコモ・au・ソフトバンクいずれのプラチナバンドが利用できます。楽天モバイルのRakuten UN-LIMITにも対応しているので、SIMフリー版端末であればほとんどの格安SIMで問題なく利用できます。
「OPPO Reno3 A」のスペック
端末名 | OPPO Reno3 A |
---|---|
メーカー | オッポジャパン |
大きさ(mm) | 160.9×74.1×8.2 |
カラー | ブラック、ホワイト |
重さ | 175g |
OS | ColorOS 7.1
(based on Android™ 10) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™665 |
バッテリー | 4025mAh |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB(最大256GB micro SD対応) |
ディスプレイサイズ | 6.44 インチ |
スクリーン素材 | Corning®Gorilla®Glass 5 |
解像度 | FHD+(2400×1080) |
画面占有率 | 89.90% |
表示方式 | 有機EL(AMOLED) |
アウトカメラ |
|
インカメラ | 約1600万画素(f/2.0) |
カメラモード |
|
FDD-LTE | Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 /
8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 |
TD-LTE | Bands 38 / 39 / 40 / 41 |
WCDMA | Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
GSM | 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
キャリアアグリゲーション | 対応 |
FMラジオ | 対応(有線イヤホン装着時) |
SIMカードタイプ | 排他的デュアルSIMスロット
(nanoSIM+nanoSIM / microSD) |
GPS | GPS/Beidou/GLONASS/GALILEO/QZSS |
Bluetooth® | 5.0 |
Wi-Fi® | 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
NFC | 対応(FeliCa対応) |
※出所、OPPO公式サイト「OPPO Reno3 A」から引用抜粋
Redmi Note 9S
Xiaomi(シャオミ)は、OPPOと並んでハイスペックで低価格であることで人気を集めている中華スマホです。SIMフリー版のRedmi Note 9Sは3万円で販売されていますが、カメラ性能が非常に優れているという特徴があります。Redmi Note 9Sに搭載されているカメラですが、4,800万画素・800万画素(超広角)・500万画素(マクロ撮影)・200万画素(深度撮影)・1600万画素(インカメラ)の5種類です。メインメモリは6GBで内部ストレージ容量は128GBもあるので、SDカードを使用しなくても大量の写真・動画データを保存したり編集作業をすることができます。
Redmi Note 9Sの対応バンド数についてですが、日本で販売されているモデルには18・19・26の3つが追加されています。これにより、NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルに対応します。ただし、楽天モバイルのRakuten UN-LIMITだと一部の機能(緊急地震速報・ETWS・APN自動設定)が利用できません。
「Redmi Note 9S」のスペック
端末名 | Redmi Note 9S |
---|---|
メーカー | Xiaomi |
プロセッサー |
|
周波数 | 最大2.3GHz |
バッテリーと充電 |
|
ディスプレイ |
|
リアカメラ |
|
リアカメラの写真機能 |
|
リアカメラのビデオ機能 |
|
フロントカメラ |
|
フロントカメラの写真機能 |
|
フロントカメラのビデオ機能 | 120fps スローセルフィー |
ストレージとRAM |
|
通信 |
|
GSM | B2/3/5/8 |
WCDMA | B1/2/4/5/6/8/19 |
TDD LTE | B38/40/41 |
FDD LTE | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 |
ナビゲーションと測位 | GPS/ A-GPS / GLONASS / Beidou |
セキュリティ |
|
オーディオ |
|
マルチメディア |
|
センサー |
|
※出所、Xiaomi公式サイト「Redmi Note 9S」から引用抜粋
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