クレジットカード無しで契約できる格安SIM

格安simはコスト削減のために事務手続きを簡略化しており、電話代の支払い方法としてクレジットカードが必須というケースが多いようです。ところが最近は、一部の格安sim・スマホではクレジットカード以外の方法でも電話代を支払うことが可能です。

クレジットカードが作れなかったり後払いが嫌いな方は、銀行引き落としや銀行が発行するデビットカードで利用料金の支払いができる携帯電話会社を利用することができるでしょう。

2020年3月末時点で銀行が発行するデビットカードでもクレカ決済の契約ができる格安simは、OCNモバイル・Nifmo・ロケットモバイル・楽天モバイルの4社です。注意点は、全てのデビットカードに対応している訳ではないことです。ただし、会社ごとに利用可能なデビットカードの種類が限られているので注意が必要です。例えば楽天モバイルの場合は、楽天銀行デビットカード(JCB)またはスルガ銀行デビットカードの2種類だけしか対応していません。

他の3社は楽天モバイルよりも多くの種類の銀行に対応していますが、中には使えないカードがあるようです。デビットカードは銀行の残高の範囲内でしか支払いができないので、支払日の前には残高をチェックしておきましょう。

デビットカードでクレカ決済できる格安sim業者

大手キャリアと同じように銀行引き落としでも契約ができる格安simは、Y!mobile・UQ-mobile・楽天モバイル・OCNモバイル・BIGLOBEモバイルの5社です。

楽天モバイルについては、デビットカード決済で残高が不足している場合でも自動的に銀行引き落としに変更されます。楽天モバイルとBIGLOBEモバイルは口座振替手数料がかかるので、他の支払い手段が使えない場合の最後の手段と考えるようにしましょう。

大手キャリア系のY!mobileとUQ-mobileの2社については銀行引き落とし手数料はかかりませんが、ネットではなくて店頭で契約をする必要があります。いずれの会社もクレジットカード決済が基本で、銀行引き落としだと手続きが煩雑になるので注意しましょう。

銀行引き落としでクレカ決済できる格安sim業者

LINEモバイルはデビットカード払いや銀行引き落としには対応していませんが、LINEPayカードで簡単に支払うことができます。LINEPayカードはLINEユーザーであれば誰でも簡単に作ることができるプリペイドカードで、JCB加盟店でクレジット決済の扱いでお買い物ができる便利なカードです。

このカードは最初に現金をチャージをしておく必要がありますが、銀行口座から自動的にチャージさせることも可能です。銀行口座からLINEPayカードに自動的にチャージさせるように設定しておけば、実質的に銀行引き落としによる支払いと同じように使えます。そのため、クレジットカードを持っていない人でもLINEモバイルに契約をすることができます。

LINEPayカードのようなプリペイドカード払いに対応している格安simなら、クレジットカードや銀行口座を持っていない方でも電話代の支払いができます。別の方法として、VISAやJCBなどのプリペイドカードや現金でプリペイドsimを購入して手持ちのスマホに挿入するという使い方もあります。

プリペイドsimは先払い式のSIMで、利用期間やデータ通信量の上限が決められている携帯電話サービスです。プリペイドsimなら面倒な契約手続きや審査が不要で、カードを購入すれば誰でも簡単に携帯電話が使えます。銀行口座やクレジットカードを持っていない方でも、プリペイドカード払いや先払い式のSIMを利用する方法でスマホを持つことができます。