au回線の格安SIM比較!【料金比較表あり】

au回線の格安SIM比較!【料金比較表あり】
 格安SIMは大手携帯電話会社から通信回線を借りてサービスを利用しており、サービスのほとんどがdocomo回線を利用している実情があります。
 主要なMVNOの数社では、docomo回線に加えてau回線などを取り扱っているのですが、au回線を利用した格安SIMにはどのような特徴や強みがあるのでしょうか。
 具体的にau回線を取り扱っているMVNOを紹介するとともに、各社にはどのような特徴があるのかなどを紹介していきます。




速度はdocomo回線より遅い?

 au回線を利用した格安SIMのデメリットで度々話題になるのが、通信速度です。
 実際に格安SIMの通信速度を比較すると、概ねdocomo回線を利用したプランが通信速度に定評がある一方で、au回線を利用したプランは通信速度が遅いと評価されることが多いのです。
 しかしながら、UQモバイルなどは速度に定評がありますし、通常使用であればどちらの回線にも大きな差はないので、デメリットとは言い難いものがあります。
 MVNO各社のプランや料金体系を比較して、自分が気に入った格安SIMを選ぶと良いでしょう。
 なお、docomo回線を利用したプランの場合、au回線を利用したプランよりもインターネット共有機能が利用できるケースが多いですし、オプションも無料という強みがあります。


au回線のMVNOでiPhoneは利用できる?

 au回線を利用したプランでもdocomo回線を利用したプランと同様にiPhoneが利用できます。
 SIMフリーモデルのiPhoneやMVNOがセットで販売しているiPhoneが利用できるのはもちろん、auから販売されている最新のiPhoneであればSIMロック解除利用で使える強みがあります。
 なお、ドコモやソフトバンクから販売されているiPhoneをau回線を利用したプランで利用したい場合、SIMロック解除が必須となります。
 SIMロック解除は各携帯電話会社の店頭窓口やマイページなどで手続きができるので、MVNOへ乗り換えをして、そのままiPhoneを使いたい場合には忘れずにSIMロック解除を行っておきましょう。

AU回線取扱い格安SIM各社iPhone端末料金比較

au回線を提供しているMVNOはどこ?

 具体的にau回線を取り扱っている主要なMVNOですが、UQモバイル・mineo・イオンモバイル・BIGLOBEモバイル・QTモバイルが挙げられます。

 UQモバイルとは、auの系列会社のMVNOで、立場としてはauのサブブランドという扱いになります。同様にBIGLOBEモバイルも、auのサブブランド扱いのMVNOで、この2社では国内正規品のiPhoneがセットで購入できます。
 mineoは関西電力系列の格安SIMなので、強い経営基盤と通信安定性が持ち味ですし、イオンモバイルはイオン系列のMVNOなので、全国のイオンのお店で契約できる強みがあります。

 QTモバイルとは、BBIQが運営するサービスで、九州では抜群の人気と知名度を誇っています。

au回線格安SIMプラン比較(※音声通話SIM/データ通信専用SIMの料金)


MVNO mineo イオンモバイル BIGLOBEモバイル QTモバイル UQモバイル
500MB 1,310円/700円 1,130円/プラン無し      
1GB   1,280円/480円 1,400円/プラン無し 890円/700円  
2GB   1,380円/780円      
3GB 1,510円/900円   1,600円/1,020円 990円/800円 1,480円/プラン無し
4GB   1,580円/980円     2,680円/1,980円
6GB 2,190円/1,580円 1,980円/1,480円 2,150円/1,570円 990円/800円  
8GB   2,680円/1,980円      
9GB         2,480円/プラン無し
10GB 3.130円/2,520円     2,690円/2,400円  
12GB   3,280円/2,680円 3,400円/2,820円    
20GB 4,590円/3,980円 4,680円/3,980円 5,200円/4,620円 4,690円/4,000円  
21GB         4,480円/プラン無し
30GB 6,510円/5,900円 5,680円/4,980円 7,450円/6,870円 6,690円/6,000円  
40GB   6,980円/6,480円      
50GB   8,980円/8,480円      
無制限かけ放題       +2,500円  
3分かけ放題オプション     +600円    
5分かけ放題オプション         無料(プラン込み)
10分かけ放題オプション +850円 +850円 +830円 +850円  
通話定額30分オプション +840円        
通話定額60分オプション +1,680円   +600円   無料(3GBのプランに込み)
通話定額90分オプション     +830円   無料(9GBのプランに込み)
通話定額180分オプション         無料(21GBのプランに込み)
※、BIGLOBEモバイルは、データ通信専用のプランがドコモ回線しかなく、データ+SMSのプランの料金を掲載しています。
※、QTモバイルの料金は、利用開始月から12か月の料金になります。
※、UQモバイルの料金は、利用開始月から12か月の料金になります。
※、mineo公式サイト「基本料金」(https://mineo.jp/price/)から引用抜粋
※、BIGLOBEモバイル公式サイト「格安SIM」(https://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/)から引用抜粋
※、イオンモバイル公式サイト「料金プラン」(https://aeonmobile.jp/plan/)から引用抜粋
※、QTモバイル公式サイト「月額料金・オプション」(https://www.qtmobile.jp/price/)から引用抜粋
※、UQモバイル公式サイト「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/talk/)から引用抜粋

au回線でオススメのMVNOはどこ?

 au回線を取り扱っている代表的なMVNOの紹介が済んだところで、続いては各社の特徴を確認していきます。
 通信速度を重視する人におすすめなのは、UQモバイルです。UQモバイルは速度が業界最速クラスですし、基本使用料に無料通話分が含まれているので通話を良くする人もおすすめの、デメリットがほぼないMVNOです。
 また通話を良くする場合には、他者よりもややお得に通話定額サービスが利用できるBIGLOBEモバイルもおすすめです。

 一方で料金を優先する場合にはイオンモバイルがおすすめです。イオンモバイルの料金体系は業界最安水準となっていて、音声通話SIMが月額1,130円+税~(500MBプラン)で利用可能と、他者と比較して非常にお得になっています。

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