登録日:2021-01-13 19:20:00
格安SIMに最低利用期間はあるの?最低利用期間なしの格安スマホは?
大手キャリアでは一般的な「最低契約期間を設定した割引プラン」俗にいう「縛り」では、最低利用期間以内に契約を解除すると違約金の支払いが発生します。
この違約金は総務省からの指導によって規制が若干緩くなっていますが、それでも契約の見直しなどで何かと不便なことが発生します。 それに対して格安SIMでは最低契約期間がない、もしくは短く設定されているのが一般的です。
ここでは格安SIMの契約期間について解説していきます。
データ通信専用のSIMであれば、契約期間に縛りなし
まず多くの格安SIMではデータ通信専用のSIMであれば基本的に契約期間に縛りはありません。
ですから一か月やニケ月など短期間の利用で解約しても違約金を支払う必要はありません。
多くの格安SIMでは「契約期間の縛りなし」を売りにしていますが、このデータ通信専用プランのことを指しています。
ただし、データ通信専用のSIMで会っても同時に端末購入をして割引を受けた、またキャンペーンなどで特定期間の間割引を受けたという場合、最低利用期間が定められていることがあります。
その場合短期間での解約で違約金を支払う必要が出る可能性があるので、それぞれの企業のサービスや加入したキャンペーンの規約などをチェックすることをおすすめします。
音声通話SIMの縛り期間一覧
一方で音声通話がセットとなった格安SIMのプランでは、最低利用期間なしというわけではなく契約期間を設定しています。
有名な企業の縛り期間としては以下のようなものがあります。
UQモバイル
UQモバイルでは契約内容によって1年、もしくは二年の最低利用期間が存在します。その期間にUQモバイルのt九艇のプランを解約した場合9500円の違約金となっています。
BIGLOBE
BIGLOBEモバイルでは1年の縛り期間があります。契約時期によって異なりますが、その期間にBIGLOBEを解約すると8000円程度の違約金を支払う必要があります。
楽天モバイル
2019年9月30日以前申し込み分が対象、2019年10月1日以降に申し込みの場合無料。最低利用期間は12か月で違約金は、9,800円
Y!モバイル
スマホプランRが対象で、最低利用期間は24か月、解約手数料は9,500円
LINEモバイル
契約期間は12か月、2019年9月30日までの利用開始の場合は9,800円の違約金、2019年10月1日以降の場合は、1,000円
IIJmio
縛り期間は12か月。2019年9月30日までの申し込みの場合、上限12,000円の違約金、2019年10月1日以降の申込日の場合1,000円の解約金。
音声通話セットのSIMはデータ通信専用と比べて犯罪防止などの見地から規制が厳しくなっており、その観点からも契約期間なしというわけにはいきません。ですから大手キャリアよりは短いですが設定されています。
契約期間が無い音声通話SIMはここだ(注意点あり)
逆に最低利用期間なしをうりにしているのが楽天モバイルです。
以前は格安スマホでしたが、MVNOとして生まれ代わりやすさを売りにサービスをメインに顧客を集めています。
ですから格安スマホというわけではありませんが、楽天モバイルでは契約期間なし、SIM発行手数料なしを掲げて音声通話でも気軽に加入し、解約できる環境を作っています。
これはまだMNOの経験が短い楽天mobileだからできること言えるでしょう。
注意点ですが過去に運営されていた格安スマホの楽天モバイルについては契約期間なしではなく、契約によって一年から三年の最低利用期間が存在します。
新規募集はすでにしていませんが、過去に契約し現在も利用しているという方は確認しましょう。
その他縛り期間の無いMVNO
- イオンモバイル
- mineo
電話番号が変わっても良ければ解約手数料実質0円
また契約期間を過ぎた場合でも電話番号を引き継ごうと考えるのであれば、MNP手数料が必要になります。
このMNPは現在使っている電話番号を別の契約でも引き継げるというものですが、大体手数料として3000円とられます。
しかしこれはどうしても必要というわけではなく、個人的に必要ないと考えるのであれば手数料0円で解約することもできます。
ちなみに最低利用期間なしというデータ通信専用SIMの中にはSMSだけ追加できるものがありますが、この番号は引き継ぐことができません。
これは期間の短いからなどではなく制度的な問題なので、SMSをよく利用するという方は解約の前にほかの番号に切り替えるなどの準備を行うことをおすすめします。
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