速度切り替え(高速・低速)ができる格安SIM比較

速度切り替え(高速・低速)ができる格安SIM比較
 高速通信の容量が設定されている格安SIMを利用すると、低速モードに切り替えをすることができる機能を備えている場合があります。メールの送受信やちょっとした調べ物をする程度であれば、低速モードでも十分です。速度切替を上手に活用することで高速通信量の少ない安いプランを選択することができるので、効率的に通信料金を節約することができます。
 高速・低速モードを切り替える方法は会社ごとに違いがあるので、サービス内容を比較して自分にとって使いタイプを選ぶことが大切です。





そもそも速度切り替えって何?

 格安SIMのプランでは、1ヶ月あたりに使用可能な高速通信量の上限が定められています。高速通信を上限まで使い切ってしまうと、リセットされるまでの間は強制的に低速モードでしか通信をすることができなくなってしまいます。
 格安SIMのサービスを提供している一部の会社では、ユーザーが通信速度のモードを自由に切り替えることができるサービスを提供しています。
 格安SIMで通信料を節約したい方は、切り替え機能が利用できる会社を選ぶとお得です。速度モードを自由に変更することができれば、高速通信をする必要がない場合に自分で低速モードを選択することで高速通信量を節約することができます。
 本当に必要な場合にのみ高速通信を利用するようにすれば、料金の安いプランを選択することができるので節約をするのに便利です。会社によって操作方法に違いがあるので、使い勝手を比較をしながら選ぶことが大切です。


切替用のアプリを用意しているMVNO

 MVNO業者が提供している格安SIMサービスでは、専用の切替用のアプリを操作して通信速度のモードを選べるようにしています。専用のアプリを利用すれば、通信が不安定な場所でも比較的簡単に切り替え操作ができるのでおすすめです。専用アプリを操作するだけで簡単に速度モードが選べるのは、UQ mobile・OCNモバイルONE・mineo・DMMモバイル・IIJmio・イオンモバイル・QTモバイルのタイプDの7社です。
 専用アプリを操作する方法であれば、モードを変更する度に毎回ログインをする必要がないので簡単です。頻繁に高速と低速モードを変更する方であれば、これらの会社のプランを比較しながら選ぶと良いでしょう。


楽天モバイルは切替アプリがあるけど面倒

 楽天モバイルでも、低速モードに切り替えるために専用のアプリを利用ことができます。ただし楽天モバイルの場合は、切替アプリを操作する度に毎回ログインをしなければなりません。
 アプリ操作時に楽天市場またはあらかじめ設定しておいたIDとパスワードを入力してログインをする必要があり、面倒です。キャッシュに保存させておく方法もありますが、不要ファイルを削除してしまうと再び入力をしなければなりません。頻繁に高速・低速モードの切り替えをしたい方であれば、毎回IDとパスワード入力が求められる楽天モバイルはおすすめできません。
 楽天モバイルの速度切替アプリは操作方法が面倒ですが、低速モード時の通信速度が他社と比較して速いという特徴があります。低速モードの使用時間が長い方は、楽天モバイルがおすすめです。


なぜかwebで切り替え設定をするMVNO

 専用アプリではなくて、webサイトにアクセスして速度モードの切り替え設定をする通信会社もあります。webサイト上で設定をするのは、エキサイトモバイルとLinksMateの2社です。
 これらの会社で低速モードを選択する方法は、ブラウザを起動して専用のサイトにログインしてから設定ページに進みます。ブラウザに表示された設定画面を操作して、通信速度の変更を行う必要があります。専用のアプリが提供される可能性はありますが、現状では毎回ブラウザを起動して専用ページにログインをしなければならないので注意が必要です。
 web上で切り替え操作を行う場合には、高速・低速のどちらのモードなのか確認したい時にも専用ページにログインしなければなりません。

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