UQ mobileのAQUOS L2とDIGNO Vの特長

UQ mobileのAQUOS L2とDIGNO Vの特長
 UQモバイルでスペックがそっくりなAQUOS L2とDIGNO Vを比較してみました。どちらも似ていますので、見た目の趣味の世界ですが、同じ5インチのディスプレイで、すっきりしたデザインまでもそっくりです。
 結論から言うとAQUOS L2を購入することにしましたが、その過程を説明していきます。




タフネスという謳い文句で「DIGNO V」リリースされているが…

 京セラからリリースされている「DIGNO V」は衝撃・防塵・防水という謳い文句でリリースされているSIMフリースマホだが、ガテン系の仕事をしている人、よくスマホを落下で壊してしまうといったような人向けのスマホと言える。
 単純にお風呂で音楽を聴いたり、映画を見たい、などお風呂でスマホを楽しむといった人や、お料理をしながら、スマホを楽しみたい、レシピを見ながら料理するといったような水滴がついた手でスマホを触るといった用途、雨の中でスマホを利用することがあるといった程度の防水や、砂浜でスマホを使うといったような防塵が必要という程度のアウトドアであれば、実は、「AQUOS L2」でも対応しています。とは言え、防衝撃ではないので、スマホの落下や、ヒビ割れ的なことを心配するようであれば、「DIGNO V」の方がオススメだ。
 「DIGNO V」は防衝撃があり、ディスプレイが強化ガラスでコーティングしてあります。また、また、淵の部分が出っ張っており、直接ディスプレイに地面が接触しないように設計されています。
 落下に対する不安ある人は、「DIGNO V」の方が良いでしょう。ただし、生活防水や防塵だけであれば、「AQUOS L2」も悪くありません。


音声通話をこだわると「DIGNO V」に軍配

 騒音が多い、外で音声通話をする人や、音声通話にこだわりがある場合は、「DIGNO V」の方がいいです。ただし、いずれの端末もVoLTE(ボルテ)には対応しており、いずれも高音質で広い周波帯域の音声を確認することができます。ちなみに、このVoLTE(ボルテ)は、通常の音声通話回線ではなく、4Gのパケット通信のネット回線内に音声通話専用に設けられた領域での通話です。
 ただし、このVoLTEは、相手の端末もVoLTE(ボルテ)対応端末でなければ、VoLTEで会話することができないのでご注意です。とは言え、今では、ほとんどの端末がVoLTEに対応しています。
 また、「DIGNO V」は、京セラの独自機能のスマートソニックレシーバー®を搭載しています。これは、骨伝導で音声を鼓膜に届ける仕組みで、周辺環境が騒音で聞こえづらい環境でも、耳に当てる事で頬骨などを通じて、鼓膜に音声を届けられるといった手法で、外で仕事用として利用したい人にはオススメの機能と言えます。


情報処理能力や容量はほぼ同じ

 カメラの画素数はどちらもそれほど変わらず、自撮り用が500万画素で、アウトカメラが「DIGNO V」が1300万画素で、「AQUOS L2」は1310万画素でそれほど変わりません。
 また、バッテリーも両端末ともに大容量バッテリーで、「DIGNO V」が2,600mAh、「AQUOS L2」が2,700mAhと大差ありません。
 アクオスフォンなので、イグゾーディスプレイで映像を見るという点では、「AQUOS L2」に軍配が上がります。

 また、スマホのストレージは、いずれも16GBで同じです、拡張したい場合、外部メモリのマイクロSDカードで256GBまで拡大できます。
 ただし、「DIGNO V」では、マイクロSDカードが、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード/microSDメモリと対応している種類が多いですが、「AQUOS L2」はmicroSDXCのみになるので、ご注意ください。
 処理速度と言う点では、RAMはいずれも2GBで、チップ数もいすれも8コアという事で、変わらない。


では料金では?

 本体価格は、「DIGNO V」が26,028円で、「AQUOS L2」が37,692円と、近いスペックにもかかわらず、1万円以上の差があります。
 画面の表現にこだわるのであれば「AQUOS L2」、衝撃に対しての不安がある人、屋外での電話利用が多い人は「DIGNO V」が向いていると言えます。
 余り外での音声通話利用が多いわけでもなく、スマホを落とすこともあまりないので、動画を楽しめる「AQUOS L2」を購入することにしました。

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