コンビニで購入できる格安SIM(プリペイドSIM)

スマホを利用するためには携帯電話会社と契約をして、クレジットカードなどで後払いをする必要があります。

一部の格安SIMでは、前払い式でデータ通信が利用可能なプリペイドSIMを販売しています。コンビニなどで購入したSIMカードを手持ちのスマホに挿入すれば、すぐにデータ通信が利用できます。

プリペイド式なので本人確認が不要で、後から高額の通信料を請求される心配もありません。一時的に日本国内でネットを使いたい時や子供にスマホを持たせる場合は、プリペイド式の格安SIMを利用すると便利です。

プリペイドSIMはコンビニ店や空港などの自販機で簡単に購入できるので、Wi-Fiが利用できない場所ですぐにスマホを使いたい時に便利です。本人確認が不要で後から通信量が請求されることがないため、使いすぎの心配がありません。オンラインショップでも購入が可能で、受け取り後にSIMを挿入すればすぐに利用できるというメリットがあります。使い切った後も追加チャージが可能で、コンビニ払いなどの支払い方法で購入できます。使用後は、格安SIMの月額プランに移行することが可能なサービスもあります。

プリペイドSIMの注意点は、データを全部使い切った後は使えなくなってしまうことです。追加料金を支払えばデータチャージができますが、店舗でカードを購入しなければなりません。プリペイドSIMは格安SIMの月額利用プランと比較して通信量あたりの料金が割高なので、長期間にわたり使用すると損をしてしまいます。一部のプリペイドSIMは音声通話やSMS機能が利用できないので、携帯電話としては利用できません。

「BIC SIM(IIJmio)のえらべるSIMカード」には、お試し用のプリペイドSIMが用意されています。販売価格は1,500円で、通信量は500MB分まで利用できます。IIJmioのプリペイドSIMカードは、コンビニ店(ミニストップ・ファミマ)で購入できます。実店舗以外にオンラインショップでも販売されており、コンビニ払いなどで支払いが可能です。

SIMカードを受け取り後にスマホに挿入して「お申し込みページ」に接続し、パッケージに記載されているコードを入力すれば初期設定は完了です。月額プランに変更することも可能で、変更後の月額料金の支払い方法はクレジットカード払いのみとなります。「BIC SIM(IIJmio)のえらべるSIMカード」は、試しに格安SIMを使ってみたい方におすすめです。

BIC SIM(IIJmio)のえらべるSIMカードの料金表

※出所、IIJ公式サイトから引用抜粋

「BIGLOBEモバイルのNINJA SIM」は訪日外構人観光客や日本に一時帰国する人向けのサービスで、3・5・7GBから選べます。

ビックカメラの各店舗で購入でき、使い切った後も追加チャージが可能です。

追加チャージ料金は1GBあたり2000円(税別)で、支払い方法はクレジットカードに限られます。SIMの受け取り後にスマホに挿入してAPN設定をすれば、すぐにデータ通信機能が利用できます。

これはドコモ回線を使用し、iOSとAndroidの両方で利用可能です。ただしiOSで設定をする場合はインターネット環境が必要なので、家電量販店の店舗内やコンビニ店内のフリーWi-Fiを利用する必要があります。

購入後にすぐにiPhoneに挿入して使用する場合は、他の場所に移動する前にWi-Fi環境が利用できる環境で初期設定を済ませておくようにしましょう。

NINJA SIMの料金表

※出所、BIGLOBEbiz公式サイト「NINJA SIM」から引用抜粋

「JAPAN Travel SIM」は訪日観光客や一時帰国する日本人向けのサービスで、1GB(30日)または2GB(3ヶ月)の2種類から選べます。有効期限が長いので、長期間にわたり使い続けたい方におすすめです。利用期間の延長はできませんが、IIJmioクーポンカードを購入すれば追加チャージが可能です。

クーポンカードは、コンビニ店(ファミマやミニストップなど)や家電量販店などで販売されています。デジタル版のクーポンカードの料金も、コンビニ払いで料金の支払いをすればすぐにコードが購入できます。クレジットカードを持っていない人でも、スマホでデータ通信が利用できるという特徴があります。

「JAPAN Travel SIM」は有効期限が長く、通信容量を使い切った後もファミマなどのコンビニに駆け込んでデジタル版のクーポンカードの支払いをすれば簡単に追加チャージができて便利です。

※出所、IIJmio公式サイト「JAPAN TRAVEL SIM」から引用抜粋