日本に一時帰国。成田空港でオススメの格安SIMは(プリペイドSIMは)？

日本の玄関口である成田空港では、外国人観光客向けの格安sim(プリペイドSIM)が販売されています。通信量のプランは500MBから無制限まで幅広く揃っており、滞在期間やネットの利用状況に応じてお得なプリペイドSIMを選ぶことができます。

第１ターミナル・第2ターミナル・第３ターミナルのそれぞれでお得な格安simを販売しているお店があるので、一時帰国する際に事前に調べておくと便利です。滞在期間が長い方であれば、無制限タイプを選ぶとデータあたりの通信料が安くなってお得です。

スマホが使用する通信電波の規格は世界共通で、携帯電話会社ごとに異なるチャンネル(バンド)を使用しています。そのため、海外で購入したスマホでも日本のバンド数に対応した機種であれば、格安simを入れ替えて簡単な設定をするだけで日本国内で通話やインターネットが利用できます。携帯電話会社が使用する全てのバンド数に手持ちのスマホが適合している必要はありませんが、なるべく多くのバンド数に対応しているプリペイドSIMを選んだほうがストレスなく快適にネットが使えます。

格安simを購入する際は、あらかじめ自分のスマホのバンド数とsimカードのタイプ(標準・micro・nano)をチェックしておくと良いでしょう。SIMカードを差し替えると通話・SMS用の電話番号が変わってしまいますが、インターネットについては問題なくそのまま利用できます。

成田空港第１ターミナル内にはいくつかの携帯電話会社の格安simが販売されていますが、利用可能エリアにこだわる方であればIIJmioのJAPAN TRAVEL SIMがオススメです。ドコモ回線を使用し、通信量が少なめですが料金が安いという特徴があります。JAPAN TRAVEL SIMは第１ターミナル1階の国際線到着フロアや地下1階のコンビニ店で扱われていますが、いずれも良心的な値段なので安心です。

JAPAN TRAVEL SIMのサービス内容

※出所、IIJmio公式サイト「JAPAN TRAVEL SIM」から引用抜粋

WiFiサービスがない外でネットを多く利用する人であれば、JAL ABCカウンター(1階の北・南ウイングの端)で販売されているUnari-kun(うなりくん)SIMがオススメです。Unari-kunは通信量無制限で、利用期間が7・15・30日の3タイプから選べます。このプリペイドSIMで音声通話は利用できませんが、割安感があります。

Unari-kun(うなりくん)プラン内容

※出所、JALABC公式サイト「日本国内用データSIM」から引用抜粋

成田空港第2ターミナルに到着した場合は、4階ビックカメラに行けば多くの種類プリペイドSIMから選ぶことができてお得です。空港内のビックカメラで販売されているプリペイドSIMは通信料を節約したい人にオススメで、データ通信量が少なめで値段が安いものが多く揃っています。ちなみにビックカメラで販売されているPrepaid SIM for Travel(ソフトバンク回線)は通常価格ですが、他のお店では割高な“空港価格”で売られているので注意しましょう。

※出所、ソフトバンク公式サイト「Prepaid SIM for Travel」から引用抜粋

利用期間が長くて通信量を気にせずにネットを使いたい方は、JAL ABCカウンターで販売されている日本国内用のUnari-kun(データ通信専用プリペイドSIM)がオススメです。第2ターミナルのJAL ABCカウンターの場所ですが、国際線到着ロビー1階南口3付近にあります。

LCC専用の第３ターミナルに到着した場合は、空港ロビー1階の自動販売機で売られているPrepaid LTE SIMが安くてお得です。日本国内の滞在期間が1週間程度であれば通信量無制限タイプのデータ専用プリペイドSIM(10日間)が4,000円で購入でき、動画も見放題です。

滞在期間が長くて通信量の多いヘビーユーザーの方であれば、第３ターミナル2階(出発階)テレコムスクエアカウンターで販売されているWi-Ho Prepaid SIM(Unlimited)がオススメです。このプリペイドSIMは30日間有効で6,980円なので、通信料を一切気にすることなくストリーミング動画やテレビ電話を利用することができます。

※出所、テレコムスクエア公式サイトから引用抜粋