登録日:2016-09-02 12:00:00
U-mobileがU-NEXTに事業譲渡
現在、携帯電話の契約数では、4%が格安SIMを選択するようになり、認知とシェアの急拡大が始まっています。対ドコモなどの大手キャリアという構図から、徐々に、格安SIMを取り扱うMVNO同士のシェア争いも始まってきたようです。8月10日に日本通信が提供するU-mobileがU-NEXTに事業譲渡するといった発表がありました。
U-mobileがU-NEXTに事業譲渡
★ U-mobileはどうして撤退するの?
★ U-NEXTってどうなの?
痛手となったのは、法人向けの販売と予想されます。今年、年初のU-mobileの発表がそのすべてではないかと予想されます。2016年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正しており、理由は法人向けの販売にあるようです。
本来は11億円の営業利益の黒字を想定していたようですが、15億円の赤字予測が発表されてしまいました。しかし、実際3月のリリースでは、21.5億の赤字発表がありました。
法人向けの販売が競合の参入が相次ぎ、大苦戦してしまった事と、法人向けにセット販売を予定していた「VAIO Phone」が在庫を売り切るために、値下げを行わざるを得ず、こういった事態になったという事になります。
まだ、今後の詳細についての発表はなされていませんが、現在のU-mobileの事業は、U-NEXTに引き継がれるそうです。
現在、U-NEXTは、MVNO市場では第3位の位置にあり、U-mobileのユーザーを引き継ぎ、業界大手を狙っていく動きになるといえる。
U-mobileのユーザーからすれば、おそらくは、今まで以上に多くのメリットを受けることができるようになると考えられるので、基本的には悲観的な内容ではないと思われます。
U-NEXTは、日本有線のグループ会社で、有線放送を中心とした、音楽や映像コンテンツの定額のクラウドを利用した配信などのコンテンツプロバイダとして大きな市場を持った企業で、格安SIMの市場の中では、第3位のシェア率を誇る企業に成長しています。
簡単に他MVNOの格安SIMのプラン内容とある程度差別化できている部分を以下、羅列させていただきます。
1、高速通信(LTE)使い放題プランがある
格安SIM各社では、大体、「月間5GBの高速通信で、月額1200円」といったように、定量制のプラン内容が大多数でした。ここ最近になって複数のMVNOから、定額の高速通信使い放題のプランがリリースされていますが、U-mobileでも、高速通信使い放題プランが用意されて、データ通信専用のSIMの場合は、月額2,480円で高速通信使い放題になっており、音声通話SIMでは、月額2,980円でLTE使い放題になります。通信自体はU-mobile同様ドコモの回線を利用しています。
2、無料のWi-Fiスポットがある
U-NEXTユーザーであれば、無料で、「Secured Wi-Fi」の全国のWi-Fiスポットを利用することができます。また、自動で優先的にWi-Fiスポットを選択するようになっているので、高速通信量を抑えることが可能となります。
ちなみに、駅や、カフェ、レストラン、ホテルなど、全国約4万か所に、無料のスポットを用意しているので、普段利用する施設やカフェ、学校施設、商業ビルなどが該当していれば、高速通信量を抑えるだけではなく、より安定した高速通信になるので、非常におすすめです。ちなみに、無料のWi-Fiスポットというと、セキュリティ面で不安に感じる人もいるかと思いますが、WPA2方式での暗号化がなされているので、セキュリティ面でも安心です。
3、通話料も半額になる専用アプリがある
U-mobileには、ユーザー専用の通話アプリ「U-CALL」というアプリがあり、本来MVNOの音声通話は30秒20円でしたが、半額の30秒10円で通話することが可能になります。ちなみに、月額利用料や初期費用なども必要ありません。
インターネット回線を利用したIP電話のように、ネット回線を利用するわけではなく、音声通話回線を利用しているので、電話番号はそのままでよいですし、ネット環境に音声通話の品質が左右されることもありません。
U-mobileがU-NEXTに事業譲渡
★ U-mobileはどうして撤退するの?
★ U-NEXTってどうなの?
★U-mobileはどうして撤退するの?
痛手となったのは、法人向けの販売と予想されます。今年、年初のU-mobileの発表がそのすべてではないかと予想されます。2016年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正しており、理由は法人向けの販売にあるようです。
本来は11億円の営業利益の黒字を想定していたようですが、15億円の赤字予測が発表されてしまいました。しかし、実際3月のリリースでは、21.5億の赤字発表がありました。
法人向けの販売が競合の参入が相次ぎ、大苦戦してしまった事と、法人向けにセット販売を予定していた「VAIO Phone」が在庫を売り切るために、値下げを行わざるを得ず、こういった事態になったという事になります。
まだ、今後の詳細についての発表はなされていませんが、現在のU-mobileの事業は、U-NEXTに引き継がれるそうです。
現在、U-NEXTは、MVNO市場では第3位の位置にあり、U-mobileのユーザーを引き継ぎ、業界大手を狙っていく動きになるといえる。
U-mobileのユーザーからすれば、おそらくは、今まで以上に多くのメリットを受けることができるようになると考えられるので、基本的には悲観的な内容ではないと思われます。
★U-NEXT(U-mobile)ってどうなの?
U-NEXTは、日本有線のグループ会社で、有線放送を中心とした、音楽や映像コンテンツの定額のクラウドを利用した配信などのコンテンツプロバイダとして大きな市場を持った企業で、格安SIMの市場の中では、第3位のシェア率を誇る企業に成長しています。
簡単に他MVNOの格安SIMのプラン内容とある程度差別化できている部分を以下、羅列させていただきます。
1、高速通信(LTE)使い放題プランがある
格安SIM各社では、大体、「月間5GBの高速通信で、月額1200円」といったように、定量制のプラン内容が大多数でした。ここ最近になって複数のMVNOから、定額の高速通信使い放題のプランがリリースされていますが、U-mobileでも、高速通信使い放題プランが用意されて、データ通信専用のSIMの場合は、月額2,480円で高速通信使い放題になっており、音声通話SIMでは、月額2,980円でLTE使い放題になります。通信自体はU-mobile同様ドコモの回線を利用しています。
2、無料のWi-Fiスポットがある
U-NEXTユーザーであれば、無料で、「Secured Wi-Fi」の全国のWi-Fiスポットを利用することができます。また、自動で優先的にWi-Fiスポットを選択するようになっているので、高速通信量を抑えることが可能となります。
ちなみに、駅や、カフェ、レストラン、ホテルなど、全国約4万か所に、無料のスポットを用意しているので、普段利用する施設やカフェ、学校施設、商業ビルなどが該当していれば、高速通信量を抑えるだけではなく、より安定した高速通信になるので、非常におすすめです。ちなみに、無料のWi-Fiスポットというと、セキュリティ面で不安に感じる人もいるかと思いますが、WPA2方式での暗号化がなされているので、セキュリティ面でも安心です。
3、通話料も半額になる専用アプリがある
U-mobileには、ユーザー専用の通話アプリ「U-CALL」というアプリがあり、本来MVNOの音声通話は30秒20円でしたが、半額の30秒10円で通話することが可能になります。ちなみに、月額利用料や初期費用なども必要ありません。
インターネット回線を利用したIP電話のように、ネット回線を利用するわけではなく、音声通話回線を利用しているので、電話番号はそのままでよいですし、ネット環境に音声通話の品質が左右されることもありません。
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