登録日:2016-06-23 12:00:00
「U-mobile PREMIUM」は安定的高速通信?
5月26日の規制緩和によって、MVNOのサービス競争が激化している。格安SIMは、高速通信が激安価格になるという点で、既存の大手キャリアでスマホの高速通信などを利用していたユーザーが、MVNOへの乗り換えが進んでいる。ただし、現在、各MVNOでの問題もある。MVNOによって高速通信の質に関しての問題があったが、今回の「U-mobile PREMIUM」のリリースは一石を投じることになる。
「U-mobile PREMIUM」はMVNOの欠点を解消したプラン
★ MVNOの欠点って?
★ 「U-mobile PREMIUM」の特長
★ 「U-mobile PREMIUM」に問題点はないの?
冒頭でもお伝えしたように、MVNOは3G、4G、LTEなどのパケット高速通信が圧倒的に安くなるという点でメリットは大きく感じる事でしょう。ところが、実際に安い料金に魅せられてキャリアをMVNOに切り替えたところ、確かに、通信料金が安くなった代償に、高速通信の速度に満足できないという人も出てきました。
これは、MVNOによって異なるので、満足な速度を体験している人もいますが、そうでない人も一定量いると思われます。
これは、MVNOがドコモなどの大手キャリアから通信帯域を購入してユーザーに提供しているのですが、 アクセスが集中する時間帯や、場所で利用すると、速度が遅くなり、ストレスを感じるといった結果になるケースも少なくありません。
MVNOごとに、速度の体感が異なるのは、アクセスしているユーザー数と、MVNOが供給している帯域の量に依存します。仮にかなり多めに、帯域の量をキャリアから購入してユーザーに提供していても、アクセスの集中が、帯域の上限量に近づけば、かなり遅くなります。また、上限に近づけば、 アクセス制限をかける仕掛けになっています。
とはいえ、高速通信が安定しているMVNOを見つけるのは至難の業と言える。口コミなどで、現在は、安定的に高速通信ができるといっても、ユーザーが増えれば、上限に近づいてくるので、通信速度にストレスを感じることもあるでしょうし、逆に現在、重いからと言っても、MVNOが帯域量を増やせば、今度は快適に高速通信を利用することができるようになります。
そこで登場したのが、「U-mobile PREMIUM」です。高速通信がある時間になると、ある場所で利用しようとすると重さを感じるといった方向けのこのU-mobileのプランですが、 このプランであれば、高速通信の安定さに関するストレスを解消してくれます。
IIJとの協力で実現したのですが、ドコモの下り375Mbpsを利用できるようになります。これは、3つの帯域を利用するドコモの3CCと言われるサービスで、2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯を組み合わせて、通信を利用することができます。
一般的にはキャリアアグリゲーションと言われており、現在利用している帯域の速度が遅いと感じれば、別の帯域を自動で選んで、利用するという物だ、確かに帯域の状態に合わせて、帯域を選べるのであれば、速度の不安定さの問題は解決しやすくなるといえる。
このキャリアアグリゲーション自体は、かなりよくできた仕組みだと思います。今後、ドコモのエリアを提供しているMVNOも利用していくサービスになっていくと思われますが、まだ、始まったばかりで気になる点があります。
対応しているスマホ端末の存在です。
この記事を書いているタイミングでは、ドコモから発売される2016年の夏に発売されるスマホ5機種のみに、対応しており、 現在、U-mobileからスマホセットプランで用意されているスマホには、対応しているスマホが存在していません。おそらくは、今後リリースされていくと思われますが…。
ちなみに、どうして既存のスマホでは、このサービスの恩恵を受けることができないのかと言えば、スマホを購入する際、スペック表などをしっかり見ている人でしたら、「バンド数」という項目を見たことはありませんでしょうか?
これは、そのスマホが対応している帯域を示します。つまり、スマホごとに受信できる電波が決まっているという事になります。今回でいえば、2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯の3つの帯域に対応しているスマホである必要があるという事です。また、同時に、キャリアアグリゲーションに対応しているスマホでもある必要があるという事です。
もちろん、このドコモから発売されたスマホを購入してSIMロックを解除すれば、利用することは可能だ。
「U-mobile PREMIUM」はMVNOの欠点を解消したプラン
★ MVNOの欠点って?
★ 「U-mobile PREMIUM」の特長
★ 「U-mobile PREMIUM」に問題点はないの?
★MVNOの欠点って?
冒頭でもお伝えしたように、MVNOは3G、4G、LTEなどのパケット高速通信が圧倒的に安くなるという点でメリットは大きく感じる事でしょう。ところが、実際に安い料金に魅せられてキャリアをMVNOに切り替えたところ、確かに、通信料金が安くなった代償に、高速通信の速度に満足できないという人も出てきました。
これは、MVNOによって異なるので、満足な速度を体験している人もいますが、そうでない人も一定量いると思われます。
これは、MVNOがドコモなどの大手キャリアから通信帯域を購入してユーザーに提供しているのですが、 アクセスが集中する時間帯や、場所で利用すると、速度が遅くなり、ストレスを感じるといった結果になるケースも少なくありません。
MVNOごとに、速度の体感が異なるのは、アクセスしているユーザー数と、MVNOが供給している帯域の量に依存します。仮にかなり多めに、帯域の量をキャリアから購入してユーザーに提供していても、アクセスの集中が、帯域の上限量に近づけば、かなり遅くなります。また、上限に近づけば、 アクセス制限をかける仕掛けになっています。
とはいえ、高速通信が安定しているMVNOを見つけるのは至難の業と言える。口コミなどで、現在は、安定的に高速通信ができるといっても、ユーザーが増えれば、上限に近づいてくるので、通信速度にストレスを感じることもあるでしょうし、逆に現在、重いからと言っても、MVNOが帯域量を増やせば、今度は快適に高速通信を利用することができるようになります。
★「U-mobile PREMIUM」の特長
そこで登場したのが、「U-mobile PREMIUM」です。高速通信がある時間になると、ある場所で利用しようとすると重さを感じるといった方向けのこのU-mobileのプランですが、 このプランであれば、高速通信の安定さに関するストレスを解消してくれます。
IIJとの協力で実現したのですが、ドコモの下り375Mbpsを利用できるようになります。これは、3つの帯域を利用するドコモの3CCと言われるサービスで、2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯を組み合わせて、通信を利用することができます。
一般的にはキャリアアグリゲーションと言われており、現在利用している帯域の速度が遅いと感じれば、別の帯域を自動で選んで、利用するという物だ、確かに帯域の状態に合わせて、帯域を選べるのであれば、速度の不安定さの問題は解決しやすくなるといえる。
★「U-mobile PREMIUM」に問題点はないの?
このキャリアアグリゲーション自体は、かなりよくできた仕組みだと思います。今後、ドコモのエリアを提供しているMVNOも利用していくサービスになっていくと思われますが、まだ、始まったばかりで気になる点があります。
対応しているスマホ端末の存在です。
この記事を書いているタイミングでは、ドコモから発売される2016年の夏に発売されるスマホ5機種のみに、対応しており、 現在、U-mobileからスマホセットプランで用意されているスマホには、対応しているスマホが存在していません。おそらくは、今後リリースされていくと思われますが…。
ちなみに、どうして既存のスマホでは、このサービスの恩恵を受けることができないのかと言えば、スマホを購入する際、スペック表などをしっかり見ている人でしたら、「バンド数」という項目を見たことはありませんでしょうか?
これは、そのスマホが対応している帯域を示します。つまり、スマホごとに受信できる電波が決まっているという事になります。今回でいえば、2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯の3つの帯域に対応しているスマホである必要があるという事です。また、同時に、キャリアアグリゲーションに対応しているスマホでもある必要があるという事です。
もちろん、このドコモから発売されたスマホを購入してSIMロックを解除すれば、利用することは可能だ。
▼この記事に関連するコラム
条件で比較
はじめての格安SIM
▶ 「格安SIM」って何?3大キャリアとの違いは?
▶ キャリアと格安SIMの料金の違いや使えるスマホについて
▶ 格安SIMでも高速LTE通信できるの?
▶ 格安SIMにできる事できない事
▶ 格安SIMの選び方
▶ 格安SIMの購入から開通まで
▶ 通信専用の格安SIMの選び方や特長
▶ 音声通話、IP電話、SMS機能付きの格安SIMの特長
▶ データ通信専用格安SIM+IP電話はお得?
▶ SIMカードのサイズって重要?
▶ 格安SIMが利用できるスマホの見分け方
▶ 中古端末「白ロム」や、海外のスマホで格安SIM
▶ 海外サイトでスマホ端末の購入攻略法
▶ 海外スマホ価格のレートの確認法や「Expansys」「Handtec」での購入法
▶ 「MOUMANTAI」、「CLOVE」のスマホ購入法、配達状況の把握法と関税
▶ iPhoneで格安SIMを利用しよう!
▶ iPhoneのAPN設定や構成ユーティリティ、プロファイル作成方法
▶ プロファイルをiPhoneにインストールする方法
▶ Android携帯の格安SIMを設定方法(参考事例、Nexus 5、Xperia)
▶ Android端末のAPN設定方法とNexus 7のSIMの設定方法
▶ 格安SIMでパケット通信量を抑える方法
▶ iPhoneのパケット通信代の節約法①
▶ SIMフリー端末と通信費
格安SIM(MVNO)一覧
▶ DMMmobile(DMMモバイル)
▶ NifMo(ニフモ)
▶ イオンモバイル
▶ b-mobile
▶ BIGLOBEモバイル
▶ DTI SIM
▶ GMOとくとくBB SIM
▶ J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
▶ LINEモバイル(LINE mobile)
▶ MILEAGE SIM(マイレージシム)
▶ mineo(マイネオ)
▶ NUROMOBILE(ニューロモバイル)
▶ OCNモバイルONE
▶ SkyLinkMobile(スカイリンクモバイル)
▶ U-mobile(ユーモバイル)
▶ UQ mobile
▶ Wonderlink(ワンダーリンク)
▶ Y!mobile(ワイモバイル)
▶ エキサイトモバイル(exciteモバイル)
▶ カシモ
▶ モバイル4G/D
▶ 楽天モバイル
▶ hi-ho(ハイホー)
▶ IIJmio(みおふぉん)
▶ MosimosiiX(もしもシークス)
▶ So-net(ソネット)
▶ TSUTAYA(ツタヤ)のスマホTONE(トーン)
▶ インターリンクLTE SIM