国内通話無料サービス「U-mobile SUPER」登場！公衆無線LANも開始！

　U-NEXTが提供する格安SIMサービスのMVNO「U-MOBILE」から、あらたに、国内通話が10分間300回まで通話し放題のプラン、国内通話無料サービス「U-mobile SUPER」がリリースされた。このサービスのメリットやデメリット、サービスの特長、料金設定、プラン内容を徹底分析します。


通話するなら「U-mobile SUPER」ってどうよ？
★ MVNOには通話し放題プランが無い？
★ 「U-mobile SUPER」の仕組み
★ プラン内容
★ キャンペーン実施中
★ デメリットはないの？
★ 公衆無線LAN対応地域拡大中



　そもそもMVNOつまり、格安SIMがどういう仕組みでできているかという話になるのですが、結論から言えば、格安SIMは、3G,4GとかLTEと言われているパケット高速通信料金が従来のドコモなどのキャリアの料金よりも圧倒的に安いだけであって、通話に対してはメリットがありません。通話は30秒20円という一般的な料金になっています。
　MVNO各社はドコモなどの大手通信事業者から、通信帯域を仕入れて、消費者に提供しています。ところが、MVNOはキャリアと異なり、店舗を基本おかず、インターネットでの購入、申し込み手続き、開通まで対応しているので、店舗における不動産賃借料、人件費がかからないので、大手よりも安く、高速通信料金を設定できるという訳です。
　今回通話し放題プランがリリースされましたが、この後に説明しますが、条件付きとは言え、これは、完全に企業努力です。ドコモなどのキャリアは規制の問題である一定の会社と特別な取り組みを実施することは違反行為にあたるので、もし、かけ放題などの通話に関する仕組みを提供する場合は、大きなリリース内容となりえます。今回のかけ放題プラン、通話無料サービスはU-NEXTの企業努力のプランと言えるでしょう。



　さてさて、気になる今回の国内通話無料のサービス内容ですが、どういった内容になるのかと言えば、1回の通話は10分までと限定されてしまいますが、月300回までの国内通話は無料というプラン内容です。
　この通話は、IP電話のような050の番号でもなければ、LINEやskypeのような通話アプリを利用するのではなく、音声通話回線を利用した一般的な通話というもので、固定電話にも、他社の携帯電話にも問題なく通話することが可能になる。もちろん、警察、消防などの緊急電話も問題ない。



　プラン内容は、月ごとの高速通信可能量に応じて3プランが用意されている。高速通信量1GBの「SUPER Talk S」、3GBの「SUPER Talk M」、7GBの「SUPER Talk L」の3種類が存在する。SMSはもちろん対応している。新規契約はもちろん電話番号引き継ぎサービス(MNP)にも対応している

【U-mobile SUPERのプラン内容】

プラン内容	高速通信量	月額料金
SUPER Talk S	1GB	2,980円
SUPER Talk M	3GB	3,980円
SUPER Talk L	7GB	5,980円

　「U-mobile SUPER」に契約した人、MNPを利用した人も含み、先着5000名に対して、ZTEジャパンが提供しているSIMフリースマホのZTE Blade V6の端末料金と同額の割引キャンペーンを実施しているので、新しいスマホを検討していて、キャリア変更を検討されている方は、特にタイミングが良いかもしれないですね。



　通信だけではなくて、通話もする。といった人向けの内容であって、「通話は着信だけで、あまり自分から通話しない。」とか、「通話に至っては、skypeやLINEを利用している。」といった人には、あまり魅力的とは言えない。そういった方には、従来のU-mobileのプランの方がお得なので、あくまで、通話をする人がメインのプラン内容だ。



　U-mobileを選ぶことのポイントとなる部分が今回のリリースに併せて増えました。学校や駅、商業施設、映画館、カフェ、飲食店など、全国に4万か所で無線Wi-Fiを利用できるポイントを設置しました。外出先でのスマホ利用が多い人は、どこで利用することができるのか、ちょうど、U-mobileにするか悩んでいるようであれば、公式サイトにて、チェックされることをお勧めします。