格安SIMのビッグローブ(BIGLOBE)のフリーのWi-Fiスポット15倍!

格安SIMのビッグローブ(BIGLOBE)のフリーのWi-Fiスポット15倍!

 インターネットプロバイダ大手のビッグローブ(BIGLOBE)が提供する格安スマホ(MVNO)サービス、「 BIGLOBE SIM 」は、ユーザー向けに、Wi-Fiスポットを15倍に増やすと言った発表が行われました。
 これは、格安スマホをどこのMVNOと契約するかを判断するうえで大きなファクターとなります。では、Wi-Fiスポットの重要性や、今回のリリース情報でどういった場所にWi-Fiスポットが増設されるのか、紹介していきます。


◆SIMを利用した高速通信を抑える事が格安スマホ攻略の第一歩

 格安スマホを提供しているMVNO各社は、ドコモやauなどの大手通信事業主から3G、4G、LTEと呼ばれている高速通信回線を利用して、ユーザーにサービス提供しています。その為に、通信速度や繋がる範囲といった質の部分に関しては、ある程度担保されています。では、何故、そういったドコモやauの回線を利用しているのに、安い料金でサービス提供をできるのかと言えば、大手のキャリアとよばれている会社との違いは、固定費です。MVNO各社は、大部分のサービスをオンラインで成立させており、ほとんど、店舗を構えることがありません。その点、ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアは、ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップといった店舗を構えています。人件費も大きいでしょうし、店舗の不動産の賃貸料金などもかなり大きい事は想像に難しくありません。しかし、先ほど、お伝えしたように、MVNO各社は、店舗を持たず、オンラインでビジネスを成立させているので、高額な固定費分をユーザーの割引の原資に利用している事で、ユーザーに安い料金で高速通信を提供できるようになっているという事です。


◆通信SIMの契約形態を考えよう

 ビッグローブのフリーのWi-Fiスポットが増えるという事は、単純に、高速通信しやすい場所が増えてよかったと言うだけの事ではありません。ユーザーにとっては料金と言ったメリットがかなり増幅されます。
 一般的には、どこのMVNOで契約をしても、「月間〇〇円で、通信容量が毎月〇〇GB」といったような通信容量に応じて、金額が設定されている月額制でサービス展開している。ちなみに、もし、月間の高速通信容量を超えてしまった場合は、低速なってしまいます。低速と言っても、テキストメールのやり取りや、メッセージのやり取りであれば、不都合は生じないでしょう。
 ですが、やはり、動画やオンラインの通信を必要とするアプリのゲームなどは、高速通信の環境化でなければ、楽しみ辛いのが現実です。そうなる必然的に、月間の通信容量が多いプランと契約をせざるを得ません。そうなると、少々高額になります。もちろん、大手のドコモやAU、ソフトバンクなどの大手キャリアの通信プランと比較すれば、かなり割安ですが、少しでも安くしたいと考えるのであれば、このフリーのWi-Fiスポットが多くなると言うのは、かなり歓迎できますよね?
 すこしでも、通信量の重い作業、例えば、アプリのインストールや更新、動画のダウンロードや、音楽ファイルをオンラインではなく、端末にインストールして楽しみたいといった作業は、どうしても、高速通信が必要になるのですが、通信容量制限は超えたくないので、自宅などのWi-Fiを利用して、外では、ほとんど、高速通信を利用しないといった方法で格安SIMを利用していると思いますが、フリーのポイントがどんどん増えれば、自宅で作業をしなくても、移動中や、喫茶店、ショッピングの合間などで、実施出来たら、助かりますよね?


◆今回発表された、ビッグローブ(BIGLOBE)の主なフリーWi-Fiスポット

【※BIGLOBE SIMの公式サイトから引用】

コンビニエンスストア セブンイレブン、ローソン
交通機関 西武鉄道、東武鉄道、京王電鉄、京成電鉄
喫茶店、飲食店 ロッテリア、PRONT、タリーズ、カフェ・ド・クリエ、上島珈琲店
カー用品店 オートバックス
商業施設 ARIO、アカチャン本舗、LOFT
スーパー イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル
百貨店 そごう・西武
ホテル ワシントンホテル、プリンスホテル、ANAクラウンプラザホテル
ファミリーレストラン デニーズ
イベントホール 東京国際展示場、幕張メッセ
空港 福岡空港、中部国際空港、那覇空港、大阪国際空港、JALラウンジ
スタジアム 千葉マリンスタジアム、楽天Koboスタジアム宮城
その他の提供エリア 飲食店、商業店舗、観光地等

▼この記事に関連するコラム