格安SIMにするデメリットは何?

格安SIMにするデメリットは何?
 格安SIMって本当に使えるの?と疑問を持つ方も多いでしょう。人によってはドコモなどのキャリアを使っていた方がメリットを得られると考える方が居るのも事実です。
 実際にどんな不具合や問題点があるのかを把握してから契約を行うのと、何も知らずに契約を行うのでは、自分の納得出来る範囲が異なります。
 まずは格安SIMのデメリットを知っていき、自分が契約を行う事で本当に困ってしまう事があるのかを充分に理解してみましょう。





通信速度が不安定

 ドコモやauなどの大手キャリアの通信は多くの回線に対応していますが、格安simの通信はキャリアから一部を借りているだけのサービスなので、通信を利用する人が多くいれば、回線が混雑して不安定になってしまうデメリットがあります。
 混雑する時間帯の多くは、通勤通学の朝や、昼休み、夜がメインです。動画視聴が多い場合、通信速度が不安定では、途中で映像が止まってしまう場合もあるので困ってしまう方も居るでしょう。上手くwifiと併用して使える人や、データ通信をあまり使わない人であれば、通信速度が不安定でも、電話やメール、LINE程度の利用ではデメリットに感じる事は少ないです。
 平日や休日、決まった時間に速度が落ちる為、その時間帯さえ回避出来れば困る事はありません。


LINEのID検索が利用できない

 キャリアのスマホとは異なり、格安simはLINEの利用時にID検索をする事が出来ません。
 LINEのID検索が出来ない理由としては、キャリアスマホのように年齢認証をする事が出来ない事が最大の理由です。どうしてもLINEで友人や家族、職場関係者と連絡を取りたい場合には、ふるふるかQRコードの読み込みを行う事で友達に追加は可能となります。
 どうしてもID検索を拘るのであれば、ドコモなどのキャリアから離れずに使い続けるしかありませんが、例外として格安simの中でも、LINEモバイルの場合なら年齢認証が可能でありID検索を自由に行う事が出来ます。
 ふるふるの利用やQRコードで友達追加をするのが難しいのであれば、他の格安sim会社ではなくLINEモバイルを選ぶと良いでしょう。"


災害時に緊急電話ができない?

 格安SIMの場合、通話SIMとデータ通信用のSIMの二種類が存在します。近年では通話アプリを利用すれば電話代が不要なので、日頃の通話手段として利用している方が多いでしょう。
 ただし、災害時や緊急時に通話アプリから110番や119番への緊急電話を行う事は出来ません。災害時や何かあった場合に備えて通話手段を確保しておきたいのであれば、通信専用のSIMではなく、通話SIMの契約を行っておいた方がメリットは大きいです。
 IP電話も同じで、安く使えてメリットを感じている方も居るかもしれませんが、災害などの非常時には警察や消防への連絡を取る事が出来ないので、それを把握した上で契約を行うようにする事が大切です。


キャリアショップのサポートが無い、キャリアメールも使えない

 大手キャリアショップとは異なり、格安simは店舗を持たばい場合が多く、サポートを上手く受ける事が出来ません。キャリアメールも無いので使用するアドレスに選ばれるのはフリーメールとなります。
 キャリアメールしか受け付けない登録サイトなどではデメリットですが、最近では格安simの利用者が増えているせいもあり、フリーメールでも登録が可能な場所が増えています。
 キャリアメールが使えるからと言って、従来のようなメリットは少なくなりつつあるので、使用できなくなっても不便に感じる事は少ないでしょう。
 また、人気のiPhoneを利用したい方には格安simはデメリットを感じる方も居るはずです。ドコモでは最新の端末を入手する事が出来ますが、格安simの場合は最新の端末の取り扱いはありません。主に、前に販売されていたiPhoneが取り扱われているので、SIMカードとiPhoneを別々に自分で用意する必要があります。