話題の新スマホ「Pixel 3」ってどうなの？

　GoogleのPixelシリーズは余計なアプリが入っていない、いわゆる「ピュアアンドロイド」が採用されていることから使いやすいだけではなく、便利で楽しい機能が搭載されていることから人気となりました。
　Pixel 2までのSIMフリー版は日本国内向けの販売はありませんでしたが、Pixel 3とPixel 3 XLのSIMフリー版では正式に日本国内向けの販売が行われることから多くのユーザーが喜びの声をあげています。




　Pixel 3とPixel 3 XLではお手頃な価格でありながらもカメラ機能がますますパワーアップし、Googleレンズ機能やグループ自撮りモードなど斬新な機能が充実しています。
　Googleレンズ機能では従来の写真や動画の撮影やQRコードの読み込みなどに加えて映し出したあらゆるものをスキャンし、それが何であるかを判断して検索したり保存したりできる便利な機能です。
　Googleレンズ機能を起動してテキストをスキャンすればOCRのように文章を認識し、そのワードで検索、翻訳、コピーすることが可能です。
何らかの物をスキャンすれば類似の商品を探したり、名刺をスキャンして連絡先に保存することもできます。
　また、グループ自撮りモードでは通常よりも184％広角で撮影できるので、複数人のグループでもフレーム内におさめた写真撮影が可能です。
　Googleレンズ機能やグループ自撮りモードはカメラアプリだけではなく、GoogleフォトやGoogleアシスタントなどと連携し、いつでも呼び出して利用できます。


　Pixel 3やPixel 3 XLでは同価格帯の製品では珍しいActive Edgeを搭載し、本体を握るだけでさまざまな操作を行うことができます。
　デフォルトでは握ると電源がオンになりますが、Googleアシスタントの起動、アラームや着信音のミュートにも割り当てることができます。
　Active Edgeは電源がオフの時に利用するのかどうかを選択でき、トグルスイッチをオフにすれば例えば鞄に入れて持ち運んでいる時に知らず知らずのうちに電源がオンになってしまうのを防ぐことが可能です。
　また、Pixel 3やPixel 3 XLの本体を握ってActive Edgeが有効になる強さを表すスクイーズはカスタマイズが可能で、誤って触れてしまった場合の誤動作を防いだり少ない力で機能するようにするなど好みに合わせて調整することができます。


　Pixel 3とPixel 3 XLの購入者は特典としてGoogleフォトが無制限に利用できます。
　通常のGoogleフォトは容量無制限オプションを有効にすれば写真のアップロード時に自動的にデータ圧縮が行われて無制限に利用できましたが、その代わり画質が低下するのがネックとなっていました。
　その一方でPixel 3とPixel 3 XLからGoogleフォトを利用した場合にはデータ圧縮が行われずにそのままの画質で無制限にアップロードできるという特別なサービスが提供されています。
　無限のストレージで大容量を楽しむことが可能になり、写真撮影をたくさん行いオンラインで保存したり共有したい方におすすめのスマートフォンです。


　前モデルのPixel 2までのSIMフリー版は正式な日本国内向けの販売は無く輸入品を取り扱っているショップから購入する方が大多数でしたが、Pixel 3とPixel 3 XLのSIMフリー版は正式に日本国内向けの販売が開始されました。
　最もスタンダードな購入方法はGoogle公式ストアに注文する方法で、価格はPixel 3 64GBが95000円、128GBが107000円、Pixel 3 XL 64GBが119000円、128GBが131000円です。
　その他にも一部の大手家電量販店やインターネット通販サイトなどでも取り扱いが予定されています。
もちろん従来型の輸入品を取り扱っているショップから購入することも可能です。