ドコモが値下げを発表!いつからどの位安くなるの?

ドコモが値下げを発表!いつからどの位安くなるの?
 海外と比べ高めとの指摘を受けて、ドコモは携帯料金の値下げを発表しています。
 気になるのは時期と下げ幅で、現行の金額と比べてどの程度下がるのか、その点に注目が集まります。
 携帯電話は今や必需品で、誰もが毎月コストを支払っていますから、今回の発表と行方からは目が離せないです。




現在のドコモの料金設定

 現在のドコモは、スマートフォン向けの4つの基本プランを用意しており、それが料金体系の基本となっています。
 家庭内通話を重視するシンプルプランは月額980円で、データ通信よりも音声通話が多い場合に選ばれます。
 逆にデータ通信のみの場合は、1700円の音声通話なしプランがマッチします。
 他にも、1700円や2700円のカケホーダイプランなど、手頃な料金の選択肢を用意している傾向です。
 ただデータ通信量が増えればオプションの選択が必要になり、結果として月額料金がアップする結果に至ります。
 端末料金の支払い中は月々9千円台に達しますし、端末分の支払いを終えても、毎月6千円から7千円の負担が発生します。
 今回のドコモが発表した値下げによって、何処まで金額が低下するかが注目を集めています。


競合はどうなの?Au、ソフトバンクの価格設定

 Auやソフトバンクといった競合についても、基本的にはドコモと同様の傾向で、プランやオプションの価格設定も似通っています。
 だからこそ今回の値下げ可能発言があったわけで、ドコモも値下げ発表の形で応える必要があったといえます。
 携帯電話キャリアの利用を続ける限り、毎月6千円位のコストが発生するのは普通で、契約相手に関係なく誰もが負担している形です。
 インターネットが必須の時代において、データ通信を外すわけにはいきませんし、格安SIMに乗り換えるにしても簡単ではないでしょう。
 つまり、3大キャリア同士の比較ではあまり差がなく、今回の値下げ騒動が起こらなければ、どの企業と契約していても同じような負担が続いていたものと思われます。


全ての回線を使えるmineoの料金設定

 mineoはドコモを始めとして、Auやソフトバンクもカバーしている、全回線対応の格安SIMサービスです。
 格安SIMなので、料金設定は全体的にリーズナブルですし、使いたいデータ量によって分かりやすく選べます。
 50MBコースなら月額700円から利用できますし、10GBでも約2500円で、20GBに増やしても約4千円程度で済みます。
 音声通話を加えたデュアルタイプだと、データ通信のみと比べてもう少し金額は上がりますが、それでもデータ通信で毎月の負担が増えていた人にとっては朗報です。
 新規契約時に3千円の事務手数料は発生するものの、乗り換えて長期的に使うつもりであれば、ランニングコストが下がって負担が軽減されます。


ドコモはどの程度安くなるのか?時期は?

 ドコモの料金値下げ幅は2割から4割になると見られ、2019年の遅くても6月頃には実施される見込みです。
 値下げに幅がある理由としては、選択するプランや組み合わせで変化する点が挙げられます。
 組み合わせ方で4割を達成できれば、値下げの目標を実現したと見なすものと考えられます。
 一方の時期については、新しく携帯電話キャリア業界に進出を発表している、楽天の参入時期に合わせたものです。
 参入予定時期は2019年の10月ですから、ドコモがそれまでに料金体系を改定すると見るのは合理的です。
 2019年の4月から6月という見込みなので、幅があって多少前後することも想像できますが、最悪でも楽天が参入を果たす2019年10月までには実行されるはずです。