HUAWEI MediaPad M3 Liteってどうなの?

HUAWEI MediaPad M3 Liteってどうなの?
 格安SIMとして利用できるタブレット端末として、HUAWEI MediaPad M3 Liteがどのようなスペックを持っているマシンであるのか、ipadとの比較も交えて紹介し、料金などについても比べています。




音響端末としてのハイエンド

 SIMフリーのタブレット端末の中でもHUAWEI MediaPad M3 Liteは、音と映像を楽しむ人向けの端末と言え、特に音響に関しては、おしゃれスピーカーとか、外車の音響などに用いられているHarman Kardonとの共同開発でバランスの取れた音を提供しています。
 Bluetoothスピーカーとペアリングして使えば、スピーカーの持つスペックを最大限に生かし、その場をライブ会場にいざなってくれるでしょう。
 もちろん、ヘッドホンやイヤホンでも、高音質を体験することができます。 音にこだわりを持っている人には、一度、検討してもらいたいタブレットと言えるでしょう。


スペックはどうか

 それでは、実際にこちらの端末がどのような特徴を持っているのか、ということについて、まずはマシンスペック面から紹介します。こちらには2つのモデルが存在しており、CPN-L09とCPN-W09という2つとなっています。前者についてはLTEに対応しているモデルであり、後者についてはWi-FIモデルとなっているという違いで、端末自体のマシンスペックが大きく違っているというものではありません。
 いずれについても、利用できるようになっているRAMについては3GB、ROMについては32GBとなっており、高速情報処理ができるようになっているのが強みの1つです。CPUとしても1.4GHzのものがオクタコアとして利用できるようになっているため、並列処理にも強いのが特徴だといえるでしょう。
 とは言え、ノートパソコンとして利用したいという事であれば、最近はヘキサコアやオクタコアのノートパソコンが主流なのっで、パソコンと比較すると、少々、厳しいかもしれませんが、Excelをたくさん立ち上げて、複数のウィンドウズソフトを利用するわけでなく、商談などに持ち込んで、メモ中心だったり、パワーポイントのプレゼンメインといった利用であれば、十分に満足できるミドルクラスタブレットと言えます。
 また、動画の処理速度など趣味の次元であれば、こちらも安心のスペックを満たしていると言えます。


搭載されているシステム

 それでは、その他の部分のスペックについてもどのような内容になっているのかについて簡単に紹介します。まずは、ディスプレイについてです。ディスプレイについては8インチ型となっており、IPS液晶として利用できるようになっています。静電気容量式を取っている他、マルチタッチに対応しているもの特徴の1つで、複数の箇所に対する同時のタッチについても認識することができるようになっているため、様々な利用用途の際に便利に使用ができるのも魅力の1つと言えるでしょう。
 センサーについても幾つかのものが用意されており、GPSの他に光センサーやジャイロスコープ、指紋センサーなどについても利用ができるようになっています。バッテリーも4800mAh利用できるようになっています。


iPadと比較すると?

 さて、タブレットといえば、やはり多くの方にとって気になるのがiPadと比べた時にどのような性能を持っており、使用感に違いがあるのか、ということなのではないでしょうか。この比較を行なう場合、単純な性能だけで比較するのであれば、iPadの側に軍配を挙げざるを得ないのは正直な所です。
 最新のシリーズではiPad Proという事になりますが、画素数、処理速度、バッテリー、通信速度というあらゆる点で、iPad Proには負けますが、ミドルクラスと言う用途や、音楽プレイヤーと言う割り切りであれば、4万5千円前後で販売されているHUAWEI MediaPad M3 Liteの方の方が費用対効果では勝っているといえるでしょう。