格安SIMでWindowsフォンのメリット・デメリット

格安SIMでWindowsフォンのメリット・デメリット

 現在、高速通信費が圧倒的に安くなり、大手の通信事業者や有名な異業種企業からの参入により、格安SIMの流通が伸びてきており、併せて、格安SIMを利用できるSIMフリースマホも増えてきています。その中で、Windows10に対応している端末も増えていますが、どういったことができるのか?AndroidやiOSなどとの違いを見ていきます。


Windows10に対応したSIMフリースマホってどうなの?
業務用としての用途が伸びている
コンティニュアムを利用したい人にはうってつけ
Windowsフォンのデメリットは?


★業務用としての用途が伸びている

 Windows10に対応しているスマホの強みは何といってもExcelやWord、PowerPointといったマイクロソフトのツールが利用できる点にあります。これらのソフトが標準装備されているというのは大きな特徴と言えるでしょう。
 また、保存方法もマイクロソフトのクラウドなどと連携できるので、会社や自宅のパソコンなどで操作している利用しているファイルの更新など、スマホで操作しても常に同期ができるという点はかなり大きいと思います。
 また、スマホ場への保存も簡単です。AndroidやiOSでは、ファイルマネージャーアプリをダウンロードしないと管理できないようなウィンドウでのファイル管理もWindows対応スマホであれば、こういったファイル管理、フォルダ管理がデフォルトでできるようになっています。


★コンティニュアムを利用したい人にはうってつけ

 上述の通り、Windowsのツールを利用したい人にはさらに、コンティニュアムという機能がさらにメリットを与えてくれます。
 コンティニュアムとは、スマホがパソコンの役割を果たしてくれる機能と言えるでしょう。エクセルの表計算や、Wordの文章、PowerPointのプレゼンテーションファイルの加筆修正は、Windows10対応のスマホであれば、確かにできますが、複雑な加筆修正などを行う際は、正直、メンドクサイ。画面が小さくスマホ端末でフリック操作で処理するといっても、量が多かったり、細かい修正となると、スマートフォンには操作が不向きです。
 そこで、Windows10 mobile対応のスマホで人気の機能が、これから説明させていただく、コンティニュアムです。
 一般のテレビを含む、USBに対応しているテレビがあれば、そこがオフィスになってしまうといった内容で、スマホとペアリングが成立している専用のUSBをテレビなどに差し込むことで、スマホで開いているファイルなどをテレビに映し出すことが可能で、また、USBとマウスやキーボードをペアリングすることで、スマホを仮想PC本体としての役割を果たし、テレビモニターに映し出されたファイルを、キーボードやマウスで操作することで、パソコンを使って仕事しているかのような使い勝手を実現できます。
 また、オンラインで同期が取れるようにしておけば、会社で操作した内容、自宅で操作した内容を毎回、スマホに転送しなくても、クラウド上で操作するようにしておけば、常に同期が取れた状態で、作業をすることができます。
 最近では、キーボードも持ち歩けるような小型のタイプや、ゴム製でぐるぐる巻きにて持ち歩けるタイプのものもできており、出張が多い仕事などをされている人には、うってつけの機能と言えるでしょう。
 ただし、すべてのWindows対応スマホに、このコンティニュアムが搭載されているわけではないので、購入する前に、コンティニュアムに対応しているかどうか確認してから、購入しましょう。


★Windowsフォンのデメリットは?

 メリット面だけをお伝えしましたが、デメリットもあります。AndroidのスマホやiPhoneなどを利用していた人には、メリットとしてアプリを利用してゲームや音楽、動画など色々便利ツールを利用していたかと思いますが、Windows Phoneは、こういったアプリが非常に少ないといった特徴があります。