「AQUOS sense lite SH-M05」ってどうなの？

　スペック面で比較すればするほど、SIMフリースマホ「AQUOS sense lite SH-M05」がいかにお得な選択肢であるかがおわかりいただけるかと思います。
　また、これまで当たり前だとされてきたスマホの固定費を大幅に削減し、それぞれのライフスタイルに合わせた無駄のない利用プランを立てられることがSIMフリー端末の魅力なのです。





　ハイスペックな端末として人気の「AQUOS sense」のSIMフリー対応版として発表された「AQUOS sense lite SH-M05」。既存のキャリア端末と比較して価格もリーズナブルであるということで、「AQUOSの廉価版なのでは？」というイメージがあるようですが、実際のスペックはどのようになっているのでしょうか。
　機能面でくらべてみると、両者の間にはほとんど差が見られません。「AQUOS sense lite SH-M05」のほうにも指紋認証、防水および防塵機能が搭載されており、また、グラフィックをハイビジョン画質で再現するための「バーチャルHDR機能」も実装されています。
　機能がほぼ同じで利用コストのみを劇的におさえることができるのですから、SIMフリーがいかにお得な選択肢であるかがわかります。


　スペック面では特別の違いは見られなかった「AQUOS sense lite SH-M05」。ただし、「lite」とついているように若干軽量になっており、奥行きにも多少の変更がくわえられているためサイズ感として従来のAQUOSよりも小ぶりな印象となっています。
　ユーザーとしては何よりも優先させたい耐久性については「lite」でも充分に保証されており、低コストで提供されているからと言ってとくに壊れやすい、ということはありません。要するに、従来のAQUOSにおいて搭載されていた便利機能は「lite」でもほぼ実現できており、ユーザーにとっては低コストのメリットだけが残る、と考えても過言ではありません。スタイリッシュなデザインの「AQUOS sense lite SH-M05」をぜひ一度体感してみてください。


　法人向けにリリースされた「AQUOS sense basic」。従来のAQUOSシリーズから指紋認証とおサイフケータイ機能がとりのぞかれ、「lite」よりもさらにスペック重視の仕様となっています。ビジネスに特化したモデルということで通信速度やデータ容量を重視しており、一分一秒を争うビジネスシーンでもスピーディな情報収集が行えるように設計されています。おサイフケータイや指紋認証がついていないため普段使いには不向きのように思われるかもしれませんが、オーディオ機能は「lite」と同様に充実しており、高画質の動画やハイクオリティな音楽を心ゆくまで楽しむことができます。
　普段使いには「lite」、ビジネスには「basic」という形で使い分けるのもひとつの方法です。


　AQUOSシリーズにかぎらず、SIMフリー版が低コストで利用できるのは決して、端末そのものが低機能であるからではありません。SIMフリー版では通信回線を既存キャリアに依存し、通信があまり混みあわない時間帯をうまく利用することで回線の新規利用料を削減し、トータルコストをおさえることに成功しているのです。
　SIMフリー版では毎月のデータ仕様上限がある程度かぎられてしまいますが、「スマホはメールと電話だけできれば充分」と考えるユーザーにとってはお得な選択肢であるといえます。また、SIMフリー版であってもデータ容量を追加で購入することによって動画や音楽を思いっきり楽しむことができますので、ライフスタイルに合わせて無駄なくプランを組み立てることができます。