登録日:2016-08-30 12:00:00
ASUS「ZenFone Go」(ZB551KL)がau VoLTE対応開始
8月5日からASUSのSIMロックフリースマホの「ZenFone Go」(ZB551KL)がソフトウェア更新で、au VoLTEが対応開始した。これで、現在auの回線を利用したMVNOである「mineo」や「UQ mobile」であれば、au VoLTEを利用できるようになる。そもそも、au VoLTEって何か?対応しているMVNOの特長を紹介します。
ASUS「ZenFone Go」(ZB551KL)がau VoLTE対応開始
★ そもそも「au VoLTE」って何?
★ SIMカードを挿入するだけで、au VoLTEになるの?
★ mineoってどうなの?
★ UQ mobileってどうなの?
★ Fiimo(フィーモ)ってどうなの?
結論から言えば、音声通話の質が向上するという事になります。従来のスマートフォンは200Hzから3.4kHzという音声周波数帯域で通話をしていましたが、「au VoLTE」では、50Hzから7kHzという、従来の約2倍の音声周波数帯域で通話をすることができます。今まで聞き取りにくかったような高音域まで、捉えて、クリアな音声を耳に届けてくれます。
ただし、通話している相手も同じく「au VoLTE」対応のスマートフォンである必要があります。
また、日本全国が対象地域で、auの4G LTEでインターネットを利用できる地域はすべて、「au VoLTE」で通話することが可能です。
では、「ZenFone Go」がSIMカードを挿入すれば、au VoLTEになるのかと言えば、違います。格安SIMを取り扱うMVNOの中でも、auの回線を利用しているMVNOでなければ、なりません。現在、mineo(マイネオ)とUQ mobile、Fiimo(フィーモ)の3社が対応しています。
ただし、いずれも、VoLTE対応のSIMカードでなければ、au VoLTEを利用できないので注意が必要です。
では、auの通信回線を利用しているMVNOをそれぞれ見ていきます。まず、mineo(マイネオ)ですが、mineoの特長は何といっても、ドコモの回線とauの回線どちらも利用できる点です。家族でシェアプランを選択したい場合でも、ドコモとauのスマホを持っている家庭であっても、mineoにそのまま乗り換えて、しかも、シェアプランを利用できるといった融通が利きます。
ただし、デメリットとしては、料金プランで、高速通信の料金は安いのですが、「月3GBの高速通信が利用可能で、月額900円」といったように、定量制の料金プランしか存在せず、従量制のプランが存在しない点や、例えば、キャリアのように、通話し放題とか、通話に関して、使い放題のプランが存在しないといった点が気になりますね。ただし、通話定額と言った月額840円で30分通話し放題、月額1680円で1時間通話し放題といった商品があるのも特徴です。
UQ mobileはauの傘下のMVNOです。 ここの強みは高速通信し放題のプランがある点です。データ通信専用のSIMカードであれば、月額1,980円で、音声通話が利用できるデータ通信し放題プランは月額2,680円で利用できるという点です。
高速通信し放題プランは、他社のMVNOでもほとんど存在せず、auという大手キャリアの傘下の企業だからこそできる強みだと言えます。音声通話も、月額1980円で60分無料で通話ができるといったオプション設定があります。
非常に安い料金のMVNOですが、auユーザーが安いUQ mobileに乗り換えが起きないように、auユーザーからの切り替えに対しては冷たく、人気のプランである高速通信量2倍と無料通話2倍の特典が受けられないのでauユーザーの方は乗り換える際に注意が必要です。
auユーザーはそのまま、auを利用してもらって、ドコモやソフトバンクユーザーを集める為に、UQ mobileがあるのではないかと、思ってしまいますね。
こちらは、auの回線を利用できるMVNOの3つ目で、au VoLTEも、もちろん利用できますが、ドコモの回線も利用できるという事で、mineoにプラン内容が似ているのですが、mineoよりも料金が若干高く、mineoのように、高速通信量がなくなってしまった場合、フリータンクから利用できたり、フリータンクに余った高速通信量を貯めることができないという点があり、Fiimoを選ぶのであれば、まだ、mineoの方がお得だと思います。
ASUS「ZenFone Go」(ZB551KL)がau VoLTE対応開始
★ そもそも「au VoLTE」って何?
★ SIMカードを挿入するだけで、au VoLTEになるの?
★ mineoってどうなの?
★ UQ mobileってどうなの?
★ Fiimo(フィーモ)ってどうなの?
★そもそも「au VoLTE」って何?
結論から言えば、音声通話の質が向上するという事になります。従来のスマートフォンは200Hzから3.4kHzという音声周波数帯域で通話をしていましたが、「au VoLTE」では、50Hzから7kHzという、従来の約2倍の音声周波数帯域で通話をすることができます。今まで聞き取りにくかったような高音域まで、捉えて、クリアな音声を耳に届けてくれます。
ただし、通話している相手も同じく「au VoLTE」対応のスマートフォンである必要があります。
また、日本全国が対象地域で、auの4G LTEでインターネットを利用できる地域はすべて、「au VoLTE」で通話することが可能です。
★SIMカードを挿入するだけで、au VoLTEになるの?
では、「ZenFone Go」がSIMカードを挿入すれば、au VoLTEになるのかと言えば、違います。格安SIMを取り扱うMVNOの中でも、auの回線を利用しているMVNOでなければ、なりません。現在、mineo(マイネオ)とUQ mobile、Fiimo(フィーモ)の3社が対応しています。
ただし、いずれも、VoLTE対応のSIMカードでなければ、au VoLTEを利用できないので注意が必要です。
★mineoってどうなの?
では、auの通信回線を利用しているMVNOをそれぞれ見ていきます。まず、mineo(マイネオ)ですが、mineoの特長は何といっても、ドコモの回線とauの回線どちらも利用できる点です。家族でシェアプランを選択したい場合でも、ドコモとauのスマホを持っている家庭であっても、mineoにそのまま乗り換えて、しかも、シェアプランを利用できるといった融通が利きます。
ただし、デメリットとしては、料金プランで、高速通信の料金は安いのですが、「月3GBの高速通信が利用可能で、月額900円」といったように、定量制の料金プランしか存在せず、従量制のプランが存在しない点や、例えば、キャリアのように、通話し放題とか、通話に関して、使い放題のプランが存在しないといった点が気になりますね。ただし、通話定額と言った月額840円で30分通話し放題、月額1680円で1時間通話し放題といった商品があるのも特徴です。
★UQ mobileってどうなの?
UQ mobileはauの傘下のMVNOです。 ここの強みは高速通信し放題のプランがある点です。データ通信専用のSIMカードであれば、月額1,980円で、音声通話が利用できるデータ通信し放題プランは月額2,680円で利用できるという点です。
高速通信し放題プランは、他社のMVNOでもほとんど存在せず、auという大手キャリアの傘下の企業だからこそできる強みだと言えます。音声通話も、月額1980円で60分無料で通話ができるといったオプション設定があります。
非常に安い料金のMVNOですが、auユーザーが安いUQ mobileに乗り換えが起きないように、auユーザーからの切り替えに対しては冷たく、人気のプランである高速通信量2倍と無料通話2倍の特典が受けられないのでauユーザーの方は乗り換える際に注意が必要です。
auユーザーはそのまま、auを利用してもらって、ドコモやソフトバンクユーザーを集める為に、UQ mobileがあるのではないかと、思ってしまいますね。
★Fiimo(フィーモ)ってどうなの?
こちらは、auの回線を利用できるMVNOの3つ目で、au VoLTEも、もちろん利用できますが、ドコモの回線も利用できるという事で、mineoにプラン内容が似ているのですが、mineoよりも料金が若干高く、mineoのように、高速通信量がなくなってしまった場合、フリータンクから利用できたり、フリータンクに余った高速通信量を貯めることができないという点があり、Fiimoを選ぶのであれば、まだ、mineoの方がお得だと思います。
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