四国電力がMVNO参戦！「Fiimo(フィーモ)」サービス開始

　関西電力が100％株主の格安simサービスのMVNO「mineo(マイネオ)」に続いて、四国電力が2月15日から同様に「Fiimo(フィーモ)」というサービス名で格安SIMを取り扱うMVNOとしてリリースされました。
　まだまだ、これから開始予定のMVNOだが、関西電力の「mineo(マイネオ)」が人気のMVNOになっていることを考えると、今後の選択肢としても無視できない存在になるかもしれないので、「Fiimo(フィーモ)」が提供するMVNOサービスの特長や気になる料金設定やプラン内容を見ていきたいと思う。

　「Fiimo(フィーモ)」は、ドコモの高速通信回線だけではなく、auの回線も利用できるのが特徴だ。大部分のMVNOサービスは、ドコモの回線を利用しておりauも利用できると言うのは、かなり珍しい。
　これのメリットは大きく2つある、一つ目は、ドコモユーザーがMVNOを選ぶのは非常に簡単だ。元々利用しているスマホなどを、ドコモショップに持っていき、SIMロックフリーの解除を依頼すれば、ドコモ以外のSIMカードを挿しこんでも、問題なく通信ができるようになるが、auのユーザーは、auのスマホをSIMロックフリーにしても、ドコモ回線を提供しているMVNOでは、auで購入したスマホは使えないことが多い。その点、auの回線に対応している「Fiimo(フィーモ)」であれば、auユーザーがauのスマホでも簡単に格安SIMを利用できると言うメリットがあります。
　また、もう一つのメリットは、この「Fiimo(フィーモ)」が提供するシェアプランの特長になるのですが、1契約で決められた月額の通信量を例えば家族でシェアしたいとか、スマホ、タブレット、ゲーム機などの複数のデバイスでシェアしたいと言ったニーズがあるかもしれませんが、そういったニーズ向けに、「Fiimo(フィーモ)」では、シェアプランを用意しています。
　家族で利用する際に、契約者が例えば、ドコモのスマホを利用していて、家族の誰かがauの回線を利用していた場合や、複数デバイスを利用している人であれば、スマホがドコモで、タブレットがauだったりした場合、こういったような異なるキャリアの通信を利用する場合でも、「Fiimo(フィーモ)」であれば、auとドコモの両方に対応しているので、通信キャリアが異なる端末でのシェアも可能になります。



　「Fiimo(フィーモ)」の契約料金プランは、月額に応じた、高速通信量が決められている内容です。「Fiimo(フィーモ)」ではデータ通信専用SIMとSMSに対応したデータ通信専用SIMと音声通話対応SIMの3種類があり、それぞれ、3GB,5GB,10GB のプランが用意されており、ユーザーは、契約する前に過去の高速通信の利用量を確認して、自分の通信内容に即したプランで契約します。
　とは言え、毎月、契約しただけの通信量を使い切るかと言えば、動画などを楽しむようなユーザー以外であれば、月によっては契約した高速通信量を使い切らない場合があります。
　そういった場合、余った通信量をあきらめるのではなく、余った分を翌月に加算できるという内容です。例えば3GBのプランで契約して、ある月の通信量が2GBしか利用できていなかった場合、1GBが余ります。この1GBが翌月に加えられ、4GBを翌月に高速通信で利用できるという内容です。



　回線の特長やサービスの特筆すべき内容をここまで記載させていただきましたが、一般的なサービス内容もオプション設定で対応が可能となっています。例えば、電話番号を以前利用していたキャリアから引き継ぎたい場合は、ナンバーポータビリティーサービス(MNP)にも対応しており、また、国際SMSや、高速通信量を使い切った場合の追加チャージであったり、3者通話、迷惑電話の撃退、留守番電話、着信転送、割り込み通話、電話番号非通知、ウィルス対策、端末保証サービスなど、大手キャリアで用意されているオプション内容は大体網羅しています。

月間の通信量	3GB	5GB	10GB
データ通信専用SIM	900円	1,600円	2,650円
SMS対応データ通信SIM	1,050円	1,750円	2,800円
音声通話対応SIM	1,600円	2,300円	3,350円

また、現在1月23日～2月14日までに予約した場合は、「ウルトラお得先行予約キャンペーン」を実施しておりどのプラン内容で契約しても、8か月間900円が割引され、さらにFiimo特製ウルトラマントートバッグもプレゼントしています。