登録日:2016-01-31 12:00:00
「Gooute」からARATASのプロダクトで日本初世界販売のスマホ発売へ
そもそも「Gooute(グート)」という会社をご存じだろうか。日本の大手プロバイダの「ニフティ」に在籍していた横地俊也さんが、CEOをされているシンガポールの会社です。この会社では、「ARATAS(アラタス)」というプロジェクトを実施しており、グローバル社会という事や多様化された世の中のニーズに対して、スマートフォンメーカーなどに、デバイスやコンテンツを提供するということだ。
そして、今回、この「Gooute」の「ARATAS(アラタス)」から新たなSIMフリースマートフォンがリリースされました。2種類ありまして、「KAZE K01」と、「KAZE K02」といういずれもミドルクラスのスマートフォンです。
この日本初世界向けのスマホの特長を見ていきたいと思います。
◆amadana(アマダナ)のデザイン携帯を覚えていますか?
昔、フィーチャーフォン、つまりガラケー全盛期にドコモなどの大手キャリアから発売されて人気を博した「amadana(アマダナ)ケータイ」を覚えてらっしゃいますか?オシャレな先進的なデザインで高い人気を誇ったフィーチャーフォン端末です。今回、「Gooute」の「ARATAS(アラタス)」からリリースされた2種類のスマートフォンは、この「amadana」のデザインを手がけた鄭秀和で、デザイン家電ブームの火付け役となった人物が代表を務める建築・インテリアデザイン事務所「intentionallies」のプロダクトです。
「KAZE K01」も「KAZE K02」もいずれも色使いや形の細部にまでこだわったデザインになっており、デザインだけではなく、持ちやすさ、片手での使用しやすさなど、あくまで使うスマホとしての要件を満たしつつ、圧倒的な先進的なデザインを提供しています。
◆ミドルクラスにしては、なかなかのCPU
スマートフォンの頭脳ともいうべきCPUですが、K01もK02もクアッドコアを搭載しています。クアッドコアというのは4つの頭脳という意味で捉えると分かりやすいです。通常、いくつかの指示をスマートフォンに与えると、与えられた順番に処理をおこなうのが一般的ですが、あまりにも多い指示であったり、指示内容が動画などヘビーな処理なども混在してくると、CPUが処理しきれなくなり、画面が重く感じたり、ユーザーがストレスに感じることもありますよね。また、最悪、いわゆる「スマホが落ちる」といった画面が暗くなったり、フリーズつまり停止した状態になってしまうといったトラブルを経験されたことがある人もいるでしょう。
ところが、このクアッドコアを搭載する事で、同時に複数の処理をスマホに指示を与えても、4つの頭脳が切り分けて処理をしてくれるので、アプリや音楽のダウンロードをしながら、ゲームをやったり、webブラウジングしたり、動画を見たりといったような複数の処理を同時にこなすこともできるCPUをK01、K02は備えていると考えてください。
◆カメラもミドルクラスの要件を満たしている
K01、K02で比較すると、K01の方がスペックは高く、カメラの画素数が800万画素に自撮り用のインカメラが200万画素というミドルクラスの中でも上位のスペックを持っており、丁度、iPhone5と同様のスペックと言えます。また、K02はやや劣り、通常のカメラが500万画素で自撮り用のカメラが100万画素と言う内容になっており、カメラの機能をあまり利用されないと言った人にはコチラの方が良いでしょう。
◆バッテリーもまぁまぁ長持ち
バッテリーはいずれも、2,200mAhで、ミドルクラスのスマホの一般的な容量と言えます。フル充電の状態であれば、普段使いで1日以上はしっかり長持ちしてくれます。
◆メモリも納得の内容
スマホで大量に写真を保存したり、音楽や動画を数多く貯蔵したい人はメモリを気にすると思いますが、k01が8ギガバイトを持っており、k02はオプションで8ギガバイトになります。また、別売の外部メモリを利用することもでき、microSDカードを利用することで最大32GBまで利用することが可能だ。
◆「Gooute」の「ARATAS(アラタス)」から登場した「KAZE K01」と、「KAZE K02」の総括
デザイン性に関しては、アマダナのイメージがあるのでかなりのオシャレさが理解でき、画面は5.0inch HD液晶で、CPUやメモリ、バッテリーなどミドルクラスとしては及第点の出来といえる。色はK01が黒、白、黄色、K02がピンク、黒、白、黄色といったラインナップで発売予定です。
新興国を中心にリリースしていくそうで、具体的にどこで販売されるかはまだ未定だが、今後の進捗を見守っていきたい。
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