登録日:2015-10-14 12:00:00
FREETELからiPhone、iPad専用のSIMの発売開始
格安SIMの中でも、現在ヨドバシカメラで一番のシェアを誇る人気のMVNOサービス「FREETEL」から、iPhoneやiPad向けのSIMカードの発売がリリースされました。
SIMのサイズが、他のAndroidで主流になっているSIMカードと異なるだけで、一見すると、余り驚く内容でもないと思われますが、他社との差別化と言う意味で、iPhone、iPad専用のSIMと言われる理由を紹介していきます。また、FREETELの料金設定なども併せて、紹介させていただきます。2015年10月9日からの発売です。
◆どこがiPhone、iPad専用のSIMと言い切れるの?
格安SIMのSIMカードを挿入できるSIMロックフリースマートフォンは、Androidが中心で、micro SIMと呼ばれる規格、サイズのSIMが主流で、iPhoneやiPadはnano SIMと呼ばれるサイズ、規格のSIMを利用していました。最近では、Androidでもより小型なnanoSIMが増えてきています。
そうなると、nanoSIMを扱っているMVNOであれば、どこのMVNOでも良いのではないか?といった点が出てきますよね。
では、今回FREETELから発表されたSIMは、どこが他社のnanoSIMと違うのか?といった点ですが、iPhoneやiPadで使用する App Storeからアプリをダウンロードする際の通信料金(パケット代)が無料という点です。
普段からスマートフォンを利用している人、格安スマホを利用している人にはご理解いただけると思いますが、これは、大きな発表と言えます。
格安SIMでは、大体のMVNOの料金プランは、月間の高速通信に要するデータ通信量が決められています。例えば、「1GB400円プラン」とか「5GB1500円プラン」といった具合です。テキストメールの送受信や、SNSでショートメッセージのやり取りなどには、大して、通信量がかかりませんが、アプリのダウンロードとなると、かなりのデータ通信容量を必要とします。アップデートも同様です。
ほとんどの格安SIMユーザーは、自動でバックグラウンド処理で、更新されないように設定し、欲しいアプリがあるときなども、SIMカードの高速通信を利用して、インストールするのではなく、自宅のWi-Fiや、屋外のフリーのWi-Fiスポットを利用して、無線LANを経由して、インストールを行い、MVNOと契約したデータ通信量を利用しないで、節約しながら、利用すると言ったストレスと向き合わなければなりませんでした。
しかし、このFREETELの「FREETEL SIM For iPhone」を利用すれば、SIMカードのデータ通信で、App Storeのアプリのダウンロードに要する高速通信(パケット通信)料金が無料という、アプリのヘビーユーザーには、嬉しい内容になっています。
◆料金体制も、ユーザーに優しい、MVNOには珍しい段階制
上述の項でも触れましたが、MVNOの料金体系は、「月ごとに〇〇GB〇〇円」といった契約方式になっており、アプリやネット、動画などのヘビーユーザー向けとは言えない内容でした。
そこで、「FREETEL SIM For iPhone」のプランでは、「使った分だけ安心プランFor iPhone」といったプランを用意しています。
例えば、「1GB300円/月」と言ったプランを契約していたとすると、1GBを使い切ってしまうと、高速通信ができなくなり、低速通信になってしまいますが、FREETELのプランでは、1GBを消化すると、そのまま2GBの料金設定に切り替わり、低速通信にはなりません。最大10GBまで、高速通信を利用することが出来ます。
もし、10GBのプランを契約したが、実際は5GBしか使っていないケースなどもあると思いますが、その際は、10GB分の料金ではなく、5GBの料金しか発生しないので、ユーザーメリットは高いと思われます。
【使った分だけ安心プラン for iPhone月額基本料金】
データ通信専用 | SMS付き | 音声通話付き | |
~100MB | 299円 | 439円 | 999円 |
~1GB | 499円 | 639円 | 1,199円 |
~3GB | 900円 | 1,040円 | 1,600円 |
~5GB | 1,520円 | 1,660円 | 2,220円 |
~8GB | 2,140円 | 2,280円 | 2,840円 |
~10GB | 2,470円 | 2,610円 | 3,170円 |
初期費用は他社同様3000円かかりますが、既にFREETELのユーザーは無料でこちらに切り替えることが出来ます。2年縛りなどの縛り期間も無く、ヨドバシカメラなどの店舗であれば、即日でMNP可能であったり、オンライン購入の場合は、即日で手元にSIMが届くなど、その他のサービスも高いクオリティを誇っています。ちなみに、iPhone、iPadですが、ドコモで購入した端末、または、アップルストアでうられているSIMフリーの端末のみが対応となりますので、ご注意ください。
条件で比較
はじめての格安SIM
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▶ Android携帯の格安SIMを設定方法(参考事例、Nexus 5、Xperia)
▶ Android端末のAPN設定方法とNexus 7のSIMの設定方法
▶ 格安SIMでパケット通信量を抑える方法
▶ iPhoneのパケット通信代の節約法①
▶ SIMフリー端末と通信費
格安SIM(MVNO)一覧
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