mineo(マイネオ)から新たに10GBのプラン発表

mineo(マイネオ)から新たに10GBのプラン発表

 格安SIMを提供するMVNOの中でも唯一、ドコモの回線を利用したSIMと、auの回線を利用したSIMの両方を提供しているMVNOサービス「mineo(マイネオ)」が提供するプランに、新たに高速通信10GBのプランが用意された。
 ドコモ回線を利用している「Dプラン」の通信専用のSIMカードでも、auの回線を利用している「Aプラン」の通信専用のSIMカードの場合でも、いずれも、同額の月額2,520円になっており、また、音声通話対応SIMの場合は、au回線の「Aプラン」では月額3,130円でドコモ回線の「Dプラン」では、月額3,220円となっている。
 10GBのプランを用意しているMVNOも多くなく、そもそも、それだけ必要なのか?と言った事もありますが、動画やネット通信タイプのアプリゲームを楽しむユーザーであれば、おそらく検討したいプランコース内容になっていると思います。
 他社との比較をしつつ、このサービスの提供元のMVNO「mineo(マイネオ)」の特長を紹介していきます。


◆人気のシェアプラン

 mineoが人気ある理由はいくつかありますが、まず特徴的なのが、このシェアプランです。1契約でいくつかのSIMカードで通信量をシェアしたいと言った場合、例えば、家族で利用したい。とか、スマホとパソコンとゲーム端末でシェアしたいと言った場合によく利用されるのが、このシェアプランですが、mineoでは、ドコモの回線とauの回線のSIMでのシェアが可能と言うのはここだけの特長的な仕様です。家族の端末を格安SIMにしたいときを事例にすれば、自分は、ドコモで利用していたスマホで、親がauだった場合などでも、そのスマホをそのまま利用できるので、是非、検討してみてください。


◆余った通信量は翌月に繰越

 契約する際に、過去の高速通信利用料を元々利用していたキャリアショップなどで確認してから、MVNOが提供している通信プランの中から、過去の利用量に近いプランを選定して契約すると思いますが、月によっては、契約した高速通信量を使うことなく終わる月と言うのもあると思いますが、そういった場合は、mineoでは、「繰越」という事が出来ます。例えば、月1GBの通信プランで契約している人で、実際には、700MBしか利用していない。300MB余ってしまったと言う場合は、その300MBを翌月に繰越し、元々の1GBの契約に300MBが乗っかり、翌月は1300MBが利用できることになります。


◆繰越はシェアプランでも有効

 1契約で家族や別の端末とシェアしている場合でも、余った高速通信量は翌月に繰り越すことが可能です。また、家族でなくても、お友達や親戚ともシェアすることができます。


◆誰とでもシェア

 今ままでのシェアプランは1契約に対して複数のSIMカードを利用しているプランに対しての有効でしたが、mineoはさらに先を進んでおり、mineoが提供しているマイネ王というサービスに無料会員登録すれば、余った通信量をフリータンクにアップすることが出来、また、必要な時に、貯まった通信量をそこから利用しても良いし、人からアップした通信料を利用することも可能です。もちろん、毎月の上限が決まっているので注意が必要ですが…。また、マイネ王のコンテンツ内にある役立ち情報の提供者などにパケットをお礼で渡せると言ったシェアも存在しています。使い慣れるのには時間が少々必要かもしれませんが、使い慣れれば、多くの通信量を手に入れることも可能です。


◆低速通信で対応できるときは簡単に切り替えられる

 高速通信を常に利用しなければならないという事は無いと思います。文章だけのテキストメール、SNSでもテキストのみのやり取り、ホームページも画像や動画が少ない、ポータルサイトのニュース情報の閲覧程度の作業であれば、高速通信を利用する必要がありません。低速通信でもストレスを感じることなく、利用することが出来ます。
 また、学校の授業中や、会社で仕事をしているとき、寝ている時間などは、高速通信が必要ではないと思います。そういった高速通信を必要としないタイミングでは、mineoがmineoユーザーに提供しているアプリ「mineoスイッチ」を利用することで、高速通信量の節約をすることが出来ます。タップひとつで、低速通信と高速通信を選択することが可能です。

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