キャリアと格安SIMの料金の違いや使えるスマホについて

ほとんどの人が、ドコモやau、ソフトバンクと言ういわゆる「大手キャリア」で毛嫌い電話を契約している事でしょう。しかしながら、オプションなどの細かい明細から通信、通話などの最低限必要な機能以外のオプションや、サービスと呼ばれる費用を除いても、格安SIMの料金体系とは大きく差が出てきます。
 格安SIMに、通話機能やSMS機能などを加えても、3年で2倍近くの費用の差が出てきます。


■大手キャリアは「かけ放題プラン」が絶対条件

 平成26年からドコモやau、ソフトバンクといった大手事業者で始まった、24時間の電話かけ放題サービス。今では、大手事業者のみの提供となっており、毎月2,916円程度の負担で他社の携帯電話であったり、固定の電話でも関係なく、全ての電話番号へ定額通話ができるようになりました。携帯で通話を多く利用するビジネスパーソンや学生などには、嬉しいサービス設定として、人気を集めています。
 逆に、電話をあまり利用しない人向けに作られていた780円~1000円以下の料金で通話料金を設定したライトプランなどは、平成26年の夏から、新規の加入が出来なくなりました。


■格安SIMには、定額料金の通話設定のサービスは無い

 上記の逆に、格安SIMサービスでは、「090」などの携帯端末から発信する音声通話用の定額料金設定のプランは存在していません。ですが、MVNO(格安SIMを提供している会社の総称)によって金額に誤差はありますが、30秒につき21~26円の電話を掛けた時間に料金を従量していく通話料金体系と、毎月700円程度の料金で、格安SIMの携帯端末でも、通話ができるようになっています。
 その結果、通話をあまり利用しない人であったり、LINEやカカオトーク、skype(スカイう)といったような通話アプリを利用して通話する人であれば、格安SIMを利用することで、2000円以上もかかる音声通話の費用を抑えることが出来ます。
 ちなみに、通話機能付きの格安SIMを利用する場合、携帯会社を変えるのと同様に、電話番号を引き継げるMNP(ナンバーポータビリティ)を利用できるMVNOも増えてきています。
 また、大手キャリアでは、ウェブにネット接続する場合、定額のパケット料金に加えて、324円のネット接続料が必要になります。しかしながら、格安SIMでは、ネット接続料自体が、データ定額料に含まれているので、さらに、月額料金の圧縮をすることが出来ます。
 具体的な事例を出すと、ドコモのカケホーダイサービスとデータSパックを利用すると合計の月々の料金が7,020円になりますが、格安SIMを提供しているDMMの最安値のプランで契約した場合、データ量月間1GBと想定したケースですが、月額料金が660円で、そこに、通話オプションが月々600円になるので、合計1,260円になり、大きく費用負担を圧縮出来るという事になります。
 また、MVNOによっては、無料通話がセットプランについているケースも出てきました。大手プロバイダ「SO-NET」のMVNOサービスであれば、「+ Talk S」といったプランが発表され、月額料金2,476円のサービスで無料通話が800円分含まれているといったプランも出てきました。


■スマホ端末と一緒に購入するプランでも1年目から費用負担に差が出てくる

 大手通信事業者であるドコモやauやソフトバンクでは、端末の一括購入でも分割購入でも、携帯電話が「実質0円」と題打って販売されているのを見かけたことはないでしょうか?また、それを購入されて利用されている方お少なくないと思います。
 携帯端末を購入するタイミングで2年縛りと言う、もし契約後2年以内に解約した場合違約金と言う解約手数料を請求される縛りの事を言いますが、この2年縛りの割引サービスに申し込むことによって、月々の携帯端末の代金の割賦支払い額の負担を大幅に減らすといった施策を行っています。
 事例を挙げると、iPhone5sの16GBをドコモショップで一括で購入しようとすると一括の購入価格は72,576円ですが、この金額をもし、購入時に支払うと、月々の割賦金額は0円になり、通話料やパケット定額の料金が7,020円になります。そして、購入時に有効となった月々のサポート代が3,024円割り引かれることによって、実際の月額の料金は3,996円という事になります。
 割引後の金額を考えても、格安SIMに音声通話をくっ付けたプランにした方が安く経済的です。つまりアップルストアからSIMフリーのiPhoneを購入して、自分で格安SIMの契約をして設定した方が、1年目から費用を抑えることが出来るという事です。


■格安SIMはどういったスマホや端末で使用できるのか?

 イオングループのイオンショップやイオンモールなどで、販売されている格安SIMや、ヨドバシカメラなどで販売されている格安SIMはスマートフォンがセットになって販売されていますが、格安SIMの良い所は、自分の好きな端末で利用できることが大きな利点です。
 とはいえ、市販の全ての携帯端末でこの格安SIMのSIMカードが利用できるという事ではありません。


■SIMフリー対応のスマホやタブレットで利用できる

 格安SIMが利用できるのは、いわゆるSIMフリーと言われている端末でなければ、使用ができません。大手キャリア3社から販売されている携帯端末では使用することが出来ません。彼等の販売する携帯電話は、他社のSIMカードが利用できないように、SIMロックと言うものがかけられています。
 こういったSIMロックがかけられていない端末の事をSIMフリーという言い方をしています。最近までは、こういったSIMフリーの携帯端末は日本では、一般的ではありませんでした、イギリスや香港などでは、一般的でこういったSIMフリーの環境がある国や地域から入手するのが一昔前までの入手方法でした。
 ですが、最近では、日本でも他社の端末を利用したいと言ったニーズや、安い料金で通信を楽しみたいといったニーズが強くなり、格安SIMが登場するようになり、家電量販店などでは、大手キャリアのコーナーとは、別に、SIMフリー端末専用のコーナーが作られるようになり、容易に入手することが出来るようになりました。
 人気端末では、グーグルが販売している「Nwxus5」やアップストアで購入することが出来る「iPhone5」や「iPhone5s」もSIMフリー対応になっています。キャリアから販売されている「iPhone」は、SIMフリーに対応していないので、注意が必要です。


■格安のSIMフリー端末なら幾らぐらいで購入できるの?

 ヨドバシカメラなどでは、大体1万円程度で購入できるようなタイプのスマホ端末も出てきました。機能面で最新式のものには劣り、LTEが使用できないとか、写真の画素数が最新式と比べると画素数が少し劣っていたりするものもありますが、ほとんどが普段使いには問題が無い水準になっています。
 インターネット上でも簡単に購入することが出来ます。ただし、SIMカードには3種類ほど、大きさに違いがあるので、サイズはメモしておく必要があります。MVNOによっては、対応していないサイズがある場合もあるので、要注意です。


■通信会社に合わせた白ロム携帯を利用しよう。

 9割以上の格安SIMはドコモの回線を使用しています。ですので、ドコモの端末であれば、設定は簡単です。ちなみに、白ロムとは、中古の携帯端末のことを言います。ドコモの端末以外の白ロムの場合は、SIMロック解除サービスなどをしなくてはなりません。
 またau回線を使っている格安SIMもまだ数は少ないですが、「mineo」のように、出てきており、auのLTE対応端末であれば、解除しなくても、そのまま簡単に利用できます。


■海外で流通しているSIMフリー端末を購入する場合の注意事項

 イギリスや香港などの国では、携帯の主流がSIMフリー端末になっているので、それらをインターネットで購入すれば、問題なく使えるかと言えば、注意があります。
 ゲームのコントローラーが付いているような携帯端末や、腕時計のような形をしているような遊び心に火が付くような面白いデザインの端末が多く、魅力的ですが、購入する際は一つだけ確認する必要があります。
 「技適マーク」が記載されている携帯端末かどうかを確認する必要があります。日本では電波法に乗っ取り、このマークがついている端末であれば、品質に問題が無いという基準が儲けれられており、これが無いと、日本国内でのSIMフリーによる通信ができないので注意してください。3GやLTEに対応していると表記されていても、この「技適マーク」がなければ、使用できません。


■簡単に格安SIMフリーを利用したい人は?

 一番手っ取り早いのが、格安SIM+携帯端末のセットで販売しているプランを購入するのが一番早いです。設定も簡単なので、設定や、SIMロック解除サービスなどに不安を感じる人は、まず、セットのプランで購入されることをお勧めします。
 または、SIMフリー対応端末と表記されている端末であれば、簡単に使えるので、まずは、セットプランか、SIMフリー対応端末の購入を推奨します。