格安SIMの購入から開通まで

 1年前までは聞きなれないサービスだった格安SIMも今では、15社以上のMVNO(格安SIMを扱っている業者)が参入してきて、オンラインで購入できるだけではなく、イオンなどのショッピングモールや、ヨドバシカメラから、ヤマダ電機、ビッグカメラなどの家電量販店に至るまで、専用のコーナーができる程になってきました。


◆格安SIMの購入方法は3つあります。

 格安SIMには3種類の購入方法があります。まず一つ目は、イオンやヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ビッグカメラなどの小売店や家電量販店などの「店舗での契約」と、一番主流になってきている「インターネット上での購入」、また、「持ち帰っての契約」という3パターンが存在しています。
 端末とセットで販売されているSIMであれば、その場で契約可能な場合もあるのですが、格安SIMの購入は、イオン系列の施設であれば、店頭契約ができます。ですので、ほとんどの場合が、自宅での購入という事になります。
 その他の「インターネット上での購入」や「持ち帰っての契約」のパターンは、自分で契約する必要があります。少々、ハードルは高いかもしれませんが、やることは普段のネット通販と同じです。
 決済の為のクレジットカード情報の入力と、住所などの基本的な事を入力するだけの操作で購入が完了します。 


◆店頭契約の場合

 店頭での契約のメリットはその場ですぐに格安SIMを利用できるという点です。現在では、イオンのみで可能です。格安SIMの専用端末とセットで購入する場合であれば、「freebit」などの店舗で契約を行う事も可能です。手続きに要する時間は大体15分~30分程度です。ドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップなどの大手キャリアのショップなどでの店頭契約と比較すると、オプション設定や、余計なサービスが少ないので、説明も少なく、拘束時間が短くて済むというメリットも見逃せないです。また、契約時には、通常の携帯電話を購入するのと同様に、本人名義のクレジットカード、自動車運転免許証、保険証、パスポートなどの確認書類が必要となりますので、忘れずに持参しましょう。
 コンビニに置いてあるアマゾンや、Google play、GREE、iTunesのギフト券などと同様に、イオンでは、格安SIMのプランごとに、プレートがぶら下がっており、希望のコースや商品のプレートを持ってレジに行き、プレートを渡せば、申込用紙が渡されるので、その用紙に必要事項を記入して、その記入内容がスタッフが用紙の内容を元に、登録するだけで、格安SIMの購入と開通が出来ます。‎
 イオンで購入ができるSIMには、数多く種類があり、インターネットプロバイダが提供しているタイプやMVNO業者が提供しているタイプなど数多くを揃えています。音声通話付きのプランの有無や使用する回線の種類を確認しておいてください。また、スマホなどの端末とのセットで販売されている場合もあるので、SIMフリー端末を持っていない人でイオンにアクセスしやすい人は検討してみてもいいかもしれませんね。


◆家電量販店などでの購入の場合

 ヨドバシカメラやビッグカメラなどの店頭には、格安SIMの販売コーナーが用意されています。そこで、自分が欲しいプランをレジで購入することが出来ます。
 ただし、問題があり、購入するだけでは開通をすることはできません。開通は自宅などインターネットのある環境で、オンライン契約をする必要があります。契約後、SIMカードを端末にセットすることで、開通完了となります。
 ヨドバシカメラのオリジナルSIMワイヤレスゲートの場合は、SIMを差して、APN設定をするだけで、契約専用のサイトにのみ接続することが可能で、自宅にネット環境が無くても設定が可能です。
 それ以外の場合でも、購入したSIMカードの中に同梱されている手順書に従って契約をするだけです。データ通信プランであれば、SIMカードが入っているので、登録後にスグに使う事が可能です。契約にはクレジットカードが必要なので、これも忘れないようにして下さい。


◆オンラインで購入及び契約する場合

 SIMの購入から契約、開通までの一連の流れをオンライン上で行います。注文後、カードが届くまでは大体2~3日程度で手元に郵送されてきます。購入自体は一般的なオンラインでの買い物と同じです。また、設定も家電量販店で買った場合と同様、SIMカードに同梱されている手引書通りに設定するだけです。
 自宅で開通までの手続きが完了できるので、忙しい人や、届くまで2~3日程度かかるので、急ぎでない人には向いている購入方法とも言えます。
 SIMカードの料金などで比較すれば、DMMなどオンライン型の方が比較的安価なので、少しでも安く済ませたい人にもお勧めの方法です。
 ただし、唯一気を付けていただきたいのが、「SIMカードの大きさ」で、3種類のサイズがあるので、使いたい端末に入るかどうかは事前に必ず、確認しましょう。


◆開通までの流れ

 購入してから、開通までに要する時間などの流れは、購入方法によって異なってきます。購入してから開通までの時間的な距離を比較すると、現在、イオンだけですが、店頭契約パターンであれば、即日使い始めることが可能ですが、音声通話付きのSIMの場合になると、即日ではなく2~3日程度の時間を要します。
 店舗以外のパターン、つまりオンラインで購入するケースと上述にある音声通話機能を要する場合は、SIMカードの郵送がフローに入ってくるので、2~3日程度の時間を要します。


◆音声通話対応のSIMは店頭購入でも、開通まで数日必要

 データ通信だけのSIMのプランであったり、IP電話付きのSIMカードのプランであれば、店頭で購入後にスグに使用することが可能ですが、090等の電話番号から始まる音声通話機能の付いているSIMカードは、店頭で手続きしてスグ使えるという事はありませんので、注意が必要です。
 音声通話機能付きのSIMの場合は、登録後に専用のSIMカードと本人確認用のパスワードなどを事業者から配送しなければならないので、その為に、利用開始までに登録・申込してから最短でも2日程度、長くて5日程度の時間を要してしまいます。


◆最速での使用開始は店舗でデータ専用SIM

 購入後の最速での格安SIMの利用は、店舗での契約です。現在、イオンのみになっております。数十分で使用が可能です。ただし、設定は自分で行う必要があるのですが、それほど難しい作業ではありません。
 開通後は自分でSIMカードを端末に挿入して設定を行います。


◆じっくり比較検討するならオンライン型がおすすめ

 ただし、じっくり多数の業者やプランなどから選ぶのであれば、オンラインでの購入を推奨します。
 店頭で購入する場合は全ての業者が揃っているわけでもなく、プランも比較しにくいという選択肢の少なさと、そもそも、店舗で購入しても、オンラインで購入しても設定は自分で行うので、作業自体は変わらないので、SIMカードがその場で手に入るか、郵送されてくるかの違いですし、通話タイプのSIMであれば、いずれにしてもSIMカードは郵送されてくるので、手続きに要する時間は全体として、それほど変わりません。
 また、金額と言う面で考えれば、比較対象の幅が広いオンラインで比較検討する方がラインナップも多く、店舗型のように、店舗を構えて、スタッフを用意している分の費用負担分を料金に乗せる必要がある店舗型よりもオンライン型の方が安価のMVNOが多いと言えます。そもそも格安SIMを選択する理由のほとんどが、その通信料金なので、料金を下げる為に格安SIMを選んだのですから、店舗型が良いか、オンラインが良いか、じっくり検討してみてはいかがでしょうか?

◆MNP契約のフロー

 格安SIMを購入される人によっては、元々持っている携帯電話を引き継ぐという方も少なくないでしょう。そんな方の疑問にまずお答えすると、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信事業者同士の乗り換えであれば、当たり前のようにあった、「電話番号をそのままに」といったナンバーポータビリティ(MNP)ですが、格安SIMでもMNPはできるのか?という疑問があると思いますが、結論から言えば、格安SIMでもMNPは可能です。
 MVNOによって異なりますが、通話可能タイプのSIMであれば、大体可能です。もちろんデータ通信のみのプランはそもそも通話が可能ではないので、MNPはできません。
 通話タイプのSIMであれば、可能とお伝えしましたが、このプランがある場合は、MNPの契約をすることもできます。ただし、SIMカードは郵送されてくるので、契約完了したタイミングから、しばらくタイムラグがあるので、注意してください。契約後かしばらくの期間は、電話しても、利用が出来ない状態で、「この電話番後は、現在、使われておりません~」なんて言う残念なメッセージがアナウンスされてしまいます。
 留守番電話機能を用意しているMVNOもありますが、これもMNPと同様、開通されるまでは、その機能が使用できない場合があるので、電話としてスグ使いたいと考えている人は、注意してください。