通話料最安の格安SIMのプランは？国際電話は？

　数ある格安SIMの会社を選ぶ時に通話料に着目して選ぶ方法もあります。各通信会社を比較していくと、通話料が3大キャリアよりも安い格安SIMも存在します。3大キャリアの通話量は『カケホ』のような『通話定額プラン』に入らないと、30秒あたりの通話料が高いプランになってしまいます。

　格安SIMであれば「楽天モバイル」、「BIGLOBEモバイル」のように通話料が高い3大キャリアよりも安い料金でサービスを提供してる会社もあります。通話料に着目して最安の格安SIMがどこなのか？を検討していきたいと思います。




　格安SIMを選ぶと、通話料の定額プランがある会社は少ないです。3大キャリアのように「通話定額」プランないものが多いです。そう考えると「格安SIMは通信量は安いが、通話料は高い」と思われがちかもしれません。

　だったら、ざわざわ格安SIMに乗り換えないで3大キャリアにいた方がいいのではないか、という風にも思われます。「データ通信専用」の2台目専用と割り切った使い方をするのも考え方の一つだと思います。

　3大キャリアと同じ方式ではありませんが、楽天モバイルでは「楽天でんわ」というサービスを用意し、3大キャリアとほぼ同じサービスを提供している会社もあります。格安SIMの中では特異な会社と言えるかもしれません。


　格安SIMは通信量が安いので、データ通信の仕組みを使って、音声通話をする方法もあります。「LINE電話」や「skype」がそそうです。これらのサービスは若干の遅延は発生していますが、瞬時に人間の声を「音声データ」に変換して、「データ通信」に乗せ、相手側の電話で音声に戻すという仕組みで実現しています。

　この仕組みであれば「データ通信」のデータ量として、通信料金が計算されるので、高い通話料を取られることはありません。データ通信のパケット料金として加算されるので、問題ありません。

　LTE通信になってからは音声の品質もよくなり、相手の声が聞き取りにくい、通話が安定しないという事も少なくなって来ているようです。


　格安SIMの音声通話対応SIMを利用した音声通話での最安値は、大手プロバイダのビッグローブが提供するBIGLOBEモバイルが提供しているBIGLOBEでんわがお得です。
　BIGLOBEでんわアプリをインストールして、アプリから通話する仕組みですが、電話番号はそのままで利用ができ、他社が安くても30秒10円のところが、30秒9円で利用できるで利用できるので、1円ですが、他社よりも安くなっています。
　また、オプションメニューで月額830円で10分かけ放題、月額600円で3分かけ放題といったプラン設定もあります。これらのオプションメニューの場合でも、かけ放題で定められた時間を超えた分も、最安値の30秒9円で通話をすることができます。


　「楽天でんわ」と同様のサービスが「BIGLOBEでんわ」になります。両者の大きな違いは「料金」です。「BIGLOBEでんわ」は国内通話が9円30秒、「楽天でんわ」が10円30秒です。
　しかし海外通話となると「BIGLOBEでんわ」は20円30秒、「楽天でんわ」は一律1分20円と大手キャリアよりも、圧倒的な安い料金で利用することができます。

　普段使いを考えると、この1円30秒の差が大きいと考えるかどうかです。あとはデータ通信の料金、料金プランと合わせて考えて、どちらが最安と判断は難しいです。プラン内容を見て、自分にどのプランが適しているかを検討する必要があります。

　このように格安SIMを選んだとしても通話料金を安く抑える事は出来るので、通話を主に使われる方も乗り換えの検討をしても良いのではないかと思います。

国際電話通話料比較(1分ごとの通話料)