携帯料金タスクフォースはどうなった?実は日本は安かった!?


スポンサーリンク

 安倍首相の一声で始まった、総務省主導の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」ですが、一体どうなったのか?色々なニュースが出てきて、この話題に関しては、余りメディアに取り上げられなくなりました。
 当サイトも、よくよく考えれば、MVNOを取り扱う「格安スマホ」の普及やMVNOの選択の一助になればと、始まっておりまして、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアの料金や端末料金に関しては、説明などする必要はない、要は別カテゴリの認識でいましたが、意味のある会合なのか?果たして普及や、最適化など、生活者に携帯電話のよりよい利用、納得の利用に近づける会合なのかと、気になり、ちょっと、追い続けてきましたが、大した収穫も無かったので、ちょっと、放置気味でしたが、見ていると意外なことが分かったので、共有してみます。


◆携帯端末の料金は、比較対象の国の中で日本が一番安かった。

 料金に関するタスクフォースなので、当然に出てくる、いわゆる「スマホ」、「タブレット」などの通信端末の料金に関してですが、比較対象で挙げられた国の中では、実は日本が一番、安かったという結果が出てきました。
 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツとの比較でしたが、アメリカでは、携帯端末の割引は一切行われておらず、イギリスでは、通信契約や安ければ、端末の料金が高額になる、通信契約が高ければ、端末の料金が安くなると言った手法で、フランスは割引を行っており、ドイツでは、フランスとイギリスの手法の両方を採用しているとの事です。
 正直、日本の契約内容は、月額料金に上乗せと思われるような割賦割や、色々な割引などが適用されて、安いのか高いのか分かりにくいが、各国の料金を比較する為に「iPhone 6s」、「Xperia Z5」、「Galaxy S6 edge」といった人気端末の各国の大手キャリアで販売されている料金を比較してみたところ、日本が一番安かったという意外な事実が出てきました。
 とは言え、通信料金と言う観点に関して言えば、高くもなく、安くもなくといったところでしたね。これは、大手が3社しかないといった寡占状態が続いている以上、仕方ない部分もあるのかな?と、また、全国にカスタマーサービス的な位置づけにもなっている店舗の存在や、人員の問題もあるので、簡単に見直すことは難しいでしょう。
 各キャリアとも、できることであれば、まずは、料金の見直しという事よりも、見直すも何も、高いのか安いのか?どういった料金体系になっているのか?分かりやすくすることから始めてもらいたいと思います。
 「何となく高いと思う。」「そもそも明細を見ても分かりにくいから見ない」といったような自由経済の日本にあって、これは、よろしくない傾向だと思います。政府も主導して、改善に引き続き、検討を続けていただきたいと思います。


◆MVNOの改善に関しても言及

 生活者に対しての選択肢として、ドコモやauなどの大手通信キャリアから通信網をレンタル提供されているMVNOについても言及が及んだ。
 まだまだ、市場としては認知が始まった程度と考えていたので、正直驚きましたが、意外と指摘されている事項はもっともです。
 年中ネット回線を利用するヘビーユーザーや、平均すると月間7GBのネット通信しか利用しないといった人の比率が一番高かったり、意外と、1GB程度しか月間で利用しないユーザーがいることも認知され、7GBや1GBの利用であれば、大手キャリアである必要が無くMVNOが提供している「格安SIM」、「格安スマホ」でも十分なのではないか?といった観点が働いたのかもしれない。
 大きく、ざっくり解説すると2点あります。
【加入手続きのスピードアップ】
 最近では即日開通などを店舗で行う事が出来る等、一昔前よりは使い勝手が良くなったと思われる方もいるかもしれませんが、やはり、音声通話や、電話番号を引き継ぐ「ナンバーポータビリティ(MNP)」となると店舗に来店していても、即日でなく、契約後数日後に自分で手続きしなければならないとか、時間が掛るようなMVNOが多いのだが、これは、レンタル元のキャリアが手作業で、回線手続きを行っている事が原因で、これをオートメーション化できないか?といったような議論がなされた。
 特にデータ通信だけなら、問題ないが、緊急時の為の音声通話や、電話番号の引き継ぎなどに、手続き上の都合で時間が取られてしまうというのは、問題だ。しかしながら、ドコモもauも改善に向けて動いているようで、対応開始のタイミングを公開することは無かったが、改善に向けて動いているということは、朗報と言えるでしょう。
【デ―タ通信容量問題】
 格安スマホを利用している人がストレスに感じている部分としては、通信速度が、各社MVNOが表記している最大の速度に遠く及ばず、お昼休みや、通勤通学の時間帯、などは、通信回線が非常に重く感じるといった事を感じたことがありますよね?
 これは、通信網をレンタルしている都合で、その最大の通信量の上限がMVNOによって決められており、FREETELのように、毎月、増強していくなどの努力をMVNOに求められているが、それだけではなく、自由に通信状況に応じて、ストレスを無くすための検討がなされた。
 たしかに、これが実現できれば、MVNOサービスの普及は更に推進するだろう。利用していない通信網などのバッファなどをキャリアが必要に応じて、MVNOに開放してくれれば、更に使い勝手はよくなると言えよう。

 意外と中身のある議論が続いている「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」、もうしばらく追ってみたい。

スポンサーリンク