ガラホでSIMフリー端末と言えば、「AQUOS K(アクオスケー)」

ガラホでSIMフリー端末と言えば、「AQUOS K(アクオスケー)」

 そもそも「ガラホ」という言葉をご存じない方もいるかと存じますが、ビジネスマンの方などには、高いニーズを誇っているのが、この「ガラホ」です。ガラケー(フィーチャーフォン)の見た目をしていながら、中身はスマートフォンの端末の事を差します。


◆通話とメール、LINEを使う事が中心であれば、ガラホも選択肢では?

 スマートフォンのアプリを使用したいけど、タッチパネルではなく携帯電話のようにボタンで簡単に使用したい。このようなニーズに応えてauで2015年2月から販売が始まったのが、「ガラホ」でございます。中身はAndroidの基本ソフトを搭載し、LINEなどスマートフォンのアプリを使用できる携帯電話です。
 2つ折りの本体を開いて使用し、ボタンを押して操作するなど、ガラケーの使い勝手をそのまま使える事が魅力です。通話もメインで使用したいという事であれば、スマートフォンの形状よりも、このガラケーのスタイルの方が相手の声を聴きやすく、自分の声を相手に届けやすいというメリットがあります。
 また、ワンセグの機能やおサイフケータイの機能もしっかりしているので、本当の意味でガラケーの機能と、スマートフォンの機能がくっついたと考えることが出来るでしょう。


◆現在、唯一の「ガラホ」の「AQUOS K(アクオスケー)」

 現在、市販されているガラホは唯一auから販売されているシャープ製の「 AQUOS K(アクオスケー)」です。
【ネットも処理もサクサク動く】
 ウェブに関して言えば、4G LTEの最新のauのスマートフォンと同様の最新規格です。
また、情報の処理速度もCPUは、1.2GHzクアッドコアを積んでおり、高速処理が可能です。一般の情報処理速度に比べると「クアッド」と言うように4つの頭を同時持っており、単純に4倍の速度で処理するとまでは言いませんが、イメージは近いと考えてください。複数の処理命令も同時並行にこなすことも可能で、処理速度において、既存のガラケー以上、スマートフォンと同等以上に処理してくれることでしょう。
【パソコンやスマホと同じブラウザでウェブの閲覧ができる】
 auのガラケーのウェブの規格であるEZwebではなく、パソコンや、スマートフォンで閲覧しているウェブサイトを見ることが可能です。
 また、ディスプレイ上に表示されるマウスのカーソルのようなものをポインタと言うのですが、ディスプレイ上のポインタを携帯のボタンの位置で指を滑らせて操作したり、タップしたり、ピンチイン、ピンチアウトなど、スマートフォンさながらの操作ができます。
【液晶のシャープ】
 ディスプレイの画像や、カメラの画像解像度などは、液晶のアクオスですので、信頼に足ります。3.4インチディスプレイなのは、ガラケーサイズで仕方ないですが、1,310万画素のカメラで、現在、標準のスマートフォンに引けを取りません。逆光も、夜景も問題なくシャッターチャンスを逃しません。
【LINEもWi-Fiもテザリングも】
 LINEも問題なく使用でき、Wi-Fiにも対応しているので、格安SIMでも通信量を抑えながら使用することが出来ます。また、テザリングの機能も付いているので、パソコンやタブレットなどを外で使用したい人にももってこいの優れものです。
 LINEがあるので、通信量に制約がある格安SIMでも通話料はかなり抑えられます。


◆「AQUOS K(アクオスケー)」を格安SIMで利用する方法

 auの携帯電話を格安SIMで利用するのであれば、auの回線で格安SIMサービスを提供しているMVNOを選ぶことがセオリーです。大多数のMVNOがドコモ回線を使用しているので、選択肢は少なく、 UQ mobile か、 mineo「マイネオ」 になります。
 手続きは、まず、この「AQUOS K(アクオスケー)」のSIMロックを解除する必要があるので、最寄りのauショップでSIMロック解除の手続きをしてもらう必要があります。また、MNPを利用する場合は、ナンバーポータビリティを使用する旨を告げて、MNP予約番号を貰ってください。
 その上で、UQ mobileか、mineoのSIMカードの申込を行います。SIMカードが届き次第、携帯電話にセットして、設定をするだけで、簡単に乗り換えができます。

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