楽天モバイル「仙台駅前店」、「神戸三宮店」営業開始

楽天モバイル「仙台駅前店」、「神戸三宮店」営業開始

 格安SIMを提供するMVNOの中で楽天が提供する「 楽天モバイル 」は、7月の「心斎橋店」に続いて、8月21日に宮城県仙台市青葉区に「 楽天モバイル 仙台店」を、8月28日から、兵庫県神戸市中央区に「 楽天モバイル 神戸三宮店」が営業開始します。
 現在、上記3店舗以外には、東京都内に二子玉川と、渋谷の楽天カフェや、仙台の楽天イーグルスのショップ内で展開していましたが、本格的に「楽天モバイル」の名前で店舗展開していくのは、これで3店舗目になります。


◆MVNOの大部分はオンライン型

 MVNO各社はデータ通信料金を従来のドコモやau、ソフトバンクなどの大手通信事業者で販売されている料金プランの中から、データ通信の部分の料金を圧縮するサービスを提供しているサービスで、ドコモやauなどの通信網を利用していますが、店舗を持たない、人件費を掛けないなど、オンライン型に特化することによって、無駄な費用を削減して、圧倒的な低価格をユーザーに提供することで、格安SIMとか、格安スマホと言われるようなサービスに進化を遂げてきました。


◆敢えて店舗出店していく楽天モバイル

 ところが、このMVNO各社が提供している格安SIMは、自分でスマートフォンにSIMカードを挿入して、自分でWi-Fi環境など、インターネットの環境化でスマートフォン端末やタブレット端末の通信や通話の回線の設定を行う必要があり、スマートフォンに慣れているユーザーであれば、設定自体は数分で済むといった事で、自分で設定すること自体の弊害はありませんが、初めてのスマートフォンが、この格安スマホというユーザーであったり、今までフィーチャーフォン(ガラケー)を大手キャリア経由で利用していた人が、この格安SIMで、スマホデビューするといったケースに置いては、どうしても、設定の部分が苦手で、手を出せないと言った人もいるでしょう。そこで、店舗展開することで、ユーザーに対して、設定等を店舗で行う事で、格安スマホへのハードルを下げ、アフターサービスの安心感を与えていく事も、楽天モバイルの狙いどころと言えます。
 現在は、楽天イーグルスや、楽天が資本のヴィッセル神戸のある、いわば、楽天のおひざ元2店舗での開店となるが、今後も、どんどん店舗拡大していくものと思われます。


◆楽天モバイルの店舗でできる事

 仙台店、神戸三宮店、また、既存の心斎橋店もそうですが、楽天モバイルの特徴の一つであるSIMとセットで販売している格安スマホのレパートリーが非常に多く、そういったスマートフォンを試すことが出来、サービスの説明を受けることが出来、更に、 電話番号を引き継ぐナンバーポータビリティ(MNP)の受付が即日でできます。
 ただし、MNPを利用したい場合は、既存の現在使用しているキャリアにMNPを利用することを告げて、 MNP予約番号を貰ってくる必要があります。


◆「仙台駅前店」、「神戸三宮店」ともにキャンペーン中

 それぞれ 開店から3日間で、「楽天モバイル」でデータ通信SIMや、通話SIMを購入した場合、11月分まで、月額料金が無料になるお得なキャンペーンを実施中です。
「楽天モバイル仙台駅前店」
2015年8月21日~2015年8月23日の間※先着20名
「楽天モバイル神戸三宮店」
2015年8月28日~2015年8月30日の間※先着20名
※端末の支払方法が割賦の月払いのパターンだけでなく、一括支払いのケースも対象になります。

また、開店から3日間限定で、SIMを申込みした方に抽選で、 毎日10名限定で、3000円分の「Edy-Rポイントカード」や、東北楽天ゴールデンイーグルスや、ヴィッセル神戸のグッズのプレゼントを実施します。

ちなみに、もし、契約を前提で店舗に足を運ばれる場合は、運転免許証や、保険証などの本人確認証や、クレジットカード、割賦契約を希望する場合は、銀行の口座情報が必要となります。

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